「五年目の日記」9月14日の日記

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 久々の手帳公開。


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 今日でnoteを初めて5年が経ちました。短いようで長い5年。嬉しいことも悲しいこともあったけれど、こうして生きている喜びをかみしめていきたいですね。

 そしてnoteを初めて5年ということはこのマンガの公開から5年が経ったということですね。書籍化、アニメ化、実写映画化、とばたばたした日々を過ごしてきましたが、彼らと出会えて5年という月日を共に過ごせたことを誇りに思います。そしてこれからもよろしくね!




ここからはネタバレがあるので日記をごらんの方は帰ってください。












 「映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ4人の勇者」を観に行った。

 しんちゃんのもとに描いたラクガキが本物になるクレヨンが渡され、勇者となったしんのすけ。春日部を守ることができるのか!?


 前半はロードムービーになっていて、しんのすけが描いたラクガキたちとの旅を描いている。
 ラクガキングダムはラクガキから出るエネルギーを使って存続している世界で、町からラクガキが消えて存続が危ぶまれていた。なので強制的に人間を捕らえてラクガキをさせる作戦に出る。自由なラクガキを必要としているのに人を不自由にさせている皮肉。
 ラクガキを拒否した大人たちは壁に貼り付けられ、それを助けるのにしんのすけの持っているクレヨンが必要になる。なのでしんのすけは春日部に戻ってみんなを助けなくてはならない。


 今回の映画で印象に残ったところ。
 しんちゃんが春日部中の人を助けて感謝されるんだけど、ラクガキングダムが落ちてきたときに町の人は「ミサイルを描いて撃退しろ!」だとかをしんちゃんに要求する。で、しんちゃんがクレヨンをなくしたというと、なにやってるんだとしんちゃんを責める。しんちゃんに助けてもらうのにクレヨンを消費させたにも関わらず。
 ここまでしんちゃんに責任をとらせようとする大人たちが出たことはなくて、現代的だなあと思った。責任を人に押し付けて自分は逃げようとする大人と未来を守る子供。

 そしてラストはしんのすけが「自由に」絵を描き始める。この一連のシーンがすごくよかった。
 しんのすけが勇者であった理由があのラクガキにあったのだろう。最後にアレを描いた理由だけど、しんちゃんは事態を解決するためにアレを描いたのではないとぼくは思う。最初に普通にめんたいこの絵を描いたのと動機は同じで、しんちゃんはただ好きで描きたかったから描いたのであってほしい。とぼくは思うのです。


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