7月4日「あなたもきっと」
こんばんワニ! いつも読んでくれてアリゲータ!
ワクチンの接種の案内が届いた。ようやくワクチンを受けられるんだとさっそく予約サイトを開いたら「59歳以下の予約開始日は未定です」と書かれていた。招待状が届いたら受けられる準備ができたんだと思っていたのにまだまだ先のことなんだ。
ワクチンのことを書いたらこのページの上に「ワクチンに関する間違った情報が書いてあるかもしれませんよ」的な警告文が出るのだろうか。情報ではなく ぼくの想い出を記録している日記だぞ! 言葉狩りのようにワードを出しただけで警告文を出されるの嫌なんだよな。更新してみないことには警告文が出ているかどうかわからないのも良くないね。
『橋を渡る』読み終わった。
ネットラジオのなかでパーソナリティの人がリスナーからオススメされ読んだと語っていた本で興味を持って手に取った。
週刊文春で連載されていたらしく、時事のニュースを取り扱った小説だった。ニュースはどこかで起きた事件で人々はそれらと関わりなく生きている。対岸の火事としか考えていない。でもその対岸の火事は自分の岸の側でも起こりうることで、登場人物たちはいつの間にか渦中に立たされている。
いつの間にかではあるけれどもずっとサインはあって、でもそれを見ないふりをしている。タイトルの『橋を渡る』は印象的に橋を渡っている場面なんかはなかったんだけど、彼岸と此岸の間には橋が架かっていて対岸はずっと対岸ではない。という意味なのかもしれない。
最終章の展開がそれまでと大きく違っていて驚いたけれど、全部を読み終わったらこの語り方の意図もわかった。
ありがちなキャッチコピーをつけてみるコーナー
・『橋を渡る』
――読めばきっと、あなたも橋を渡りたくなる。
・『君の膵臓を食べたい』
――読めばきっと、あなたも膵臓を食べたくなる。
・『夫のちんぽが入らない』
――読めばきっと、あなたも入れたくなる。
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