「リアル脱出ゲーム(リアル)」8月11日の日記
さっき風呂を溜めていたら部屋と廊下を隔てているドアが開かなくなった。元々そのドアは壊れていてラッチボルト(仮閉まり)とドアノブが連動しなくなっていた。
(参考:ラッチボルトはこの出っ張っている部分です)
ぼくは今までラッチボルトにガムテープを貼って完全には閉まらないようにしていたんだけど、そのガムテープが古くなってラッチボルトが突き破ってドアを閉めてしまった。
風呂が溜まるころだと思ってドアノブを押しても(壊れているからドアノブは捻らず押して開けていた)ドアが開かない。ぼくは部屋から出られなくなっていた。密室。自宅に閉じ込められている。
そんなことをしている間にも風呂はどんどん溜まっていって今頃は溢れている。早く止めなきゃと焦るけど、ドアを分解しようにもネジ穴とかは反対側のドアについている。ラッチボルトは軽く押せば引っ込むようなものだから、何かをラッチボルトに噛ませればドアが開く。なにかないかと部屋中を探す。封筒を使ってみたが固さが足りずラッチボルトを引っ込められない。定規を使おうとするがドアの隙間に入らない。痒い所に手が届くものがない。
最後にピンセットを思いついた。ピンセットはドアの隙間に入る。挟み込んだ状態でピンセットをラッチボルトにあてがい、ピンセットを開いてラッチボルトを動かす。これは上手くいってドアが開いた。急いでお湯を止めた。浴槽たっぷりに入っていたけど溢れてはいなかった。ギリギリセーフだ。
みんなも閉じ込められたらピンセットを使ってください。
映画『来る』を観た。
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん』の2巻で取り上げられていて気になっていた映画だったが最近プライムビデオに入り、しかもそれがTwitterでやけに話題になっていた。いい機会だったのでぼくも観た。
心霊現象を扱っているので確かにホラー映画なのだが、それ以上に人間関係の描写が丁寧に描かれていて幽霊よりも嫌なものを見てしまっている。そして話が後半になるとスケール感がでかすぎる話になってくる。画としてめちゃくちゃ面白い場面がたくさんあって笑っちゃうくらいドキドキする。ゴア表現もあるんだけど後半になると全然気にならなくなる。アクション漫画のキャラがバトルで流す血って全然怖くないのと同じかもしれない。
アクタージュが打ち切りになることが決まった。
ぼくは全巻kindleで持っていて続きを楽しみにしているマンガの一つだった。ぼくは本当に悲しいんだ。こんなことになるなんてな。
最新の12巻を読み返した。キャラたちの心の決着が付き、前に進んでいける話だった。これからというときにこんなことになるなんて。
気がかりなのが13巻が発売されるかどうかということだ。被害者の心情を考えたら発売されないだろう。自分を襲った人間の名前が町に溢れているなんて苦しいかもしれない。でも作品として終わったところまでは見ておきたいんだ。どんな判断をされるのだろうか。幸い、今の時代はコミックが発売されなくても電子でジャンプのバックナンバーを読める。コミックが発売されなくてもなんとか留飲を下げられる。
有料部分にはなにもありません。
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