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 朝。地震で目が覚める。揺れていることに気付いて意識が覚醒したのに瞼が開けられなくて、急造された夢のなかで白くてツルツルした積み重なった箱が地震の揺れで崩れないように支えながら揺れを越した。瞼を開けられるようになったときには揺れは収まり、時刻を見たら5時だった。つけっぱなしで寝ていたラジオから朝の番組の人が地震情報を伝えていた。たいしたことない地震だったけどたいした地震のときだったら瞼をあけられない人は危ないな。

 その後まともな時間に起きてゴミ出しを成功させた。ずっとゴミを出せずに部屋に溜まっていた。処理できたら部屋が広くなった気がするよ。でもすぐ慣れると思う。
 ゴミ出しの達成感から朝マックを買いにいった。休日の朝は朝マックが食べたくなる。いつもはモバイルオーダーを使ってカウンターで並ばずに注文しているけど今朝はアプリが混雑していますと表示が出ていてモバイルオーダーが中止になっていた。久方ぶりに口頭で注文した。期間限定メニューのてりたまマフィンバーガーを注文した。春とてりやきソースがかかった卵になんの関連性もないが、春の風物詩となっている。テイクアウトの紙袋に桜のイラストが描かれていた。執拗に春を意識させようとしている。てりやきと春を結びつけさせようと悪の組織が裏工作をしているのか。


 前から見ていたデジモンテイマーズがそろそろ終盤なので今日は一気に最後まで観ることにした。
 デジモンテイマーズでは願ったことが叶う仕組みがある。OPでも歌われている「夢見ることがすべて始まり それが答えだろう」。主人公タカトの下にデジモンが現れたのはタカトがそう願ったからだった。夢を見ることが人間の子供の力であった。
 終盤の展開ではその負の側面で、破滅願望のある樹里が死にたいと願うことでデリーパーから逃れられない。夢を見ることと破滅を願うことはどちらも同じ力だ。
 最終回のサブタイトル「夢見る力こそ僕たちの未来」、すごくいいサブタイトルですよね。夢を見てきた子供たちだからこそたどり着けた未来だったんだ。

 映画「デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急」も観た。公開時期は最終回の手前だったらしいけれどこれは本編の後日談とも捉えられる。デジモンたちと再会した子供たちがあの頃の調子で新しいデジモンの騒動に巻き込まれていく話としてみたら素敵なんですよね。

 最終回で流れていた「3 Primary Colors」を改めて聴く。3 Primary Colorsは三原色という意味。タカト、ルキ、ジェンの三人を表していてこの3人が歌っている。混じりあうことを怖がっている のような色としての特性と人間関係を重ねている歌詞がすごくいい。無限に広がっていくcolor。


 ポケモンセンターオンラインで注文していたヤバチャのティーカップとポットデスのティーポットが届いた!

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 かわいい~~~

 まだ使っていないけど茶渋をつけたくないな。使いにくいよお。


 晩御飯はシチュー。今シーズン最後のシチューとして作った。

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 上のティーセットが届く予定だったのに夕方まで届かなくてずっと待っていたから買い物に行けなくて、先に家にある食材で玉ねぎとかを切って炒めていた。いつもじゃがいもは肉のあとにいれるけれど今日は先にいれちゃえって作ったらドロドロに溶けちゃって肉以外の具はほとんどスープのうま味に還元された。味はおいしいけれど具が少ないと食べた気がしないね。おいしいけど。


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