12月6日の日記

 夢で懐かしい人に出会った。あれからどうしていたの? と話をした。

 会話をしていた場所が数か月前に見た夢のなかに出てきたシェアハウスで、行くとこがないならここに住めばいいじゃん。と提案した。部屋も余ってるしさ。何年も会ってない人だったから、衒いもなく素直な気持ちで話せて嬉しかった。


 ぼくは昼ごはんに菓子パンを食べている。菓子パンを食べるのは楽だからだ。コンビニ弁当とかを買ってもいいけど昼まで保管するのが面倒だし、昼にそこまでしっかりと食べたくもないので菓子パンで簡単に済ましている。
 菓子パンだけだと物足りない気分になる日があるので菓子パンと一緒にちょっとしたお菓子も買う。たいていはグミやラムネの、軽く食べられるものだ。
 そのときの気分で一袋を食べきらなかったグミやラムネはそのままカバンに入れているんだけど、それを忘れてまた次の日にはまた新しいグミを買う。そうしていくとカバンのなかにお菓子が溜まっていってしまう。
 自分で買ったのに忘れているからカバンの奥でお菓子をみつけたときは嬉しくなる。得した気分になる。食べ物を埋めた場所を忘れる冬のリスみたいだな。

ここから先は

0字
週に2回ほどの更新を目指しています。過去の作品はそのまま無料公開で新作はこちらで公開していきます。

アトリエ瀧田

¥300 / 月

小説の連載、エッセイ、日記、など様々な文章を公開していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?