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さらばカリフォルニアレター!遂にPTALからPTLへ!
あけましておめでとうございます。いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は待ちに待ったPTLの最新情報が2020年になってから更新されたので簡単に紹介したいと思います。
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公式サイトに公開されているchecklistにあるように、学生時代の実習数の申請が不要となりました!知っていた情報とはいえ、IMGにとってこれは本当にインパクトが大きいです!
そして大事な認定大学情報。
私が以前共有した通り「World Directory of Medical Schools」のリストに載っていればOKのように感じますが、ECFMGまたはECFMGのagencyからの認定も必要という条件と共に記載されているので、やはりJACMEからの認定も必要ということでしょう。
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もちろん、すでにカリフォルニアから認定されている大学出身の人は気にする必要はありません。
どうも、今年中にはWorld Directory of Medical Schoolsのリストに、ECFMGまたはそのagencyからの認定情報が記載されるようになるようです。つまり日本の大学の場合はJACMEから認定されていればその旨が記載されるはずです。カリフォルニアから直接認定されていない大学出身の方はJACMEからの認定情報に注意しておきましょう。
申請にはSSNが必要であったり、もちろんアメリカの住所も必要になります。SSNは「mandatory disclosure」と記載されているので、持ってない人は渡米後にSSNを取得してから申請するしかないと思います。もちろん、出身大学からも書類を提出してもらわないといけないのでカリフォルニアでのtrainingが決まればすぐに動いた方がいいですね。
と言いつつ、今回自分でレジデンシーにアプライしてみて感じたことは、実際はカリフォルニアのレジデンシープログラムに日本から直接マッチすることはGCがない限りほぼ不可能ということです。GCがあっても可能性はかなり低いです。なので、現実問題PTLが必要になる人はカリフォルニアでfellowshipから始める人。すでに他州で3年のレジデンシーを終えた人がカリフォルニアで働く時はPTLではなく「Physician's and Surgeon's License」の申請になることを忘れずに。
《追記》
もう1点重要な点は、レジデンシー申請に先立ってPTLを入手する必要がなくなったことです。これまではカリフォルニアのプログラムの多くは応募条件としてPTALを含んでいましたが、PTLはカリフォルニアのプログラムにenrollとなって初めて申請できるようになるので、PTLを先に申請することはできません。カリフォルニアのプログラムにマッチする可能性はほぼないにも関わらずIMGに対してPTALを要求していたプログラムが多かったですし、書類準備にも時間をかけ、無駄なお金を支払ったIMGもこれまでたくさんいましたが、今後はそのような無駄な手間が省けるので、この点においても新しい制度は本当に良い改訂だなと思います。
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IMGを苦しめた法律が遂になくなりました。実習数の申請が不要になったのは本当に嬉しいですね!公式サイトにQ&A含め詳しく情報が記載されていますので是非参考にされて下さい。