ゆめにっき 8/9「刀剣乱舞っぽい夢」

とうらぶ大好きな審神者のお姉さんが、コラボイベントをやっている遊園地に来たところ、隅の方で倒れている少年を見つける。
その少年は短刀風の衣装を着ていて、最初は役者かと思ったがどうやらそうではないらしい。

少年は記憶を失っていて、何も思い出せないという。
保護者を探し、行動を共にする二人。その道中に土産屋でお揃いの鈴を買う。これでもうはぐれないね、と笑い合う。
更に移動中、少年が何かに呼ばれたようにフラッとお姉さんから離れていく。慌てて追いかけるが、そこにはもう少年の姿はなかった。

場面は変わり、大きな古民家。気が付くと少年は姿を青年に変えていた。
相変わらず記憶のない少年だが、そこに次々と刀剣男士が帰ってくる。少年は彼らを知らないが、彼らは少年を以前からの仲間だと認識していた。
困惑する少年に一人の刀剣男士が「情けない、それでも"天下六剣"か?」と呆れる。

その"天下六剣"という言葉には猛烈に違和感があった。
だがその正体は掴めないまま、少年は刀剣男子たちと暮らし始める。不思議と居心地がよく、段々と活発な性格を見せていく少年。
しかしそこで何かの事件(夢なので曖昧、襲撃とか?)が起こり、少年も巻き込まれていく。
少年を守りながら戦う刀剣男士だが、ついにピンチに陥ってしまう。
その時少年が異様な雰囲気を発して立ち上がり、敵の前に歩み出る。威厳のある尊大な口調で(一人称も我に)一喝すると敵は退散していった。同時に気絶する少年。

不思議に思う刀剣男士たちだったが、少年を介抱しながら「さすがは天下六剣だ」と笑っていると、先の少年の異様な雰囲気を思い出し、彼らも「天下"六"剣……?」と疑念を抱き始める。

しばらくして、京都の本丸? に合宿に行くことになった少年と東京勢の刀剣男士たち。
京都には別の刀剣男士たちが在籍しており、嫌味を言われつつも交流を重ね、仲を深めていく。京都勢も少年を刀剣男士と見做していたが、ある時、東京勢が以前目撃した少年の変化について相談を持ちかける。

一通り思案してみるものの答えは出なかったが、少年を悪とも思えないと見解を一致させる。ならば良い思い出を作ろうということで、料理をしたり、夜に雑魚寝しながら話したり、夜ふかしして遊び、散らかして怒られるなど楽しい日々を過ごす。

いよいよ東京に帰ることになり、名残惜しい面々。特に少年は寂しそうな面持ち。
しかし前日までで本丸をごちゃごちゃに散らかしていたため、追い出されるようにして帰路に。そこに一人の京都勢がこっそり現れ、東京勢の一人に「書物を漁ってみたが天下六剣の六振り目は存在を確認できなかった」という。

違和感を強めながらも、東京に帰還した一同。
出発時より遥かに散らかり放題でゴミ屋敷と化していた本丸に唖然とする。
(居残りが汚した?)
激怒する綺麗好きな刀剣男士の指示で、帰還早々掃除をする羽目になった一同は愚痴をこぼしながらもテキパキと片付けていく。

ようやく片付いてきた所に、どろどろとした不気味な橙色の液体がじわじわと流れ込んでくる。最初は怪訝な表情を浮かべていた刀剣男士たちだが、その液体に触れた瞬間に意識を失ってしまう。バタバタと倒れていく刀剣男子たち、本丸は一瞬で混乱に包まれていく。

襲撃を仕掛けた敵と戦い(この辺りは曖昧)、ついに元凶を追い詰める。
しかし返り討ちに遭い、あわや全滅の危機といったところで、再び少年が覚醒する。
東京勢、京都勢との触れ合いや様々な情報を得たことで、覚醒少年は自分が何者かを思い出し、その姿も荘厳な戦装束を着た立派な青年に変化していた。

我は紫儀夜廻(しぎのよつるぎ、何故かここは漢字で覚えていた)、と名乗りを上げ、この世界の異物にして、元凶を葬るものであると口上を述べる。
激しい戦いの末、元凶を打ち倒す紫儀夜廻。それに呼応して不気味な液体は消えていった。
(バトルはリソースを食うからなのか、夢だと省略されがち)

傷付いた刀剣男子たちも次々と目を覚ます。すると、彼らも記憶を取り戻し、天下"五"剣であったことを思い出す。そして紫儀夜廻(少年)が居たこと自体が異変だったと気付く。
不穏な空気が流れるが、一人の刀剣男士が「短い間だったが、少年が仲間であったことに変わりはない」と笑い飛ばす。

違いない、と頷き合う刀剣男子たちに、紫儀夜廻も「たとえ自分が異物でも、一緒に居た時間が楽しかった」と話す。
そして、全員の認識が正されたことで、紫儀夜廻の存在がこの世界から消えようとしていた。
一人ひとり別れを惜しみながら、徐々に消えていく紫儀夜廻。そして最後に「達者でな、天下五剣の"もう一振り"よ」と声をかけられながら、塵になって消えていった。

少年が目を覚ますと、身体は短刀風の姿に戻っていた。場所は最初の遊園地の一角。
あたりを見回すも、あの時手を貸してくれたお姉さんの姿はどこにも見当たらない。探さなきゃという想いに駆られ、少年は遊園地中を息を切らして駆け回る。
共に歩いた場所は探し尽くしたのに、お姉さんは見つからない。

その時、りん、と鈴の音が聞こえた。勢いよく振り返ると、少年の鈴が鳴り、視線の向こうでお姉さんが気が付く。二人は思わず駆け寄り抱き合うと、心配したんだからと涙声で言うお姉さんに、少年はささやくように謝った。

どこに行ってたの? と聞かれると、ちょっと自分を見つけに行ってたと少年は答えた。
困惑する審神者のお姉さんだが、少年は表情を整え、真剣な面持ちで彼女に問いかける。

「ねえ、お姉さん。"刀剣男士"って、知ってる?」


あくまで8/9に見た、夢のお話。
しばらく前に舞台 刀剣乱舞が連日DMMTVで放送されていて、妻と一緒にずっと見てたので脳に焼き付いてたのかもしれない。
ゲーム本編は未プレイで本当に舞台しか見てないので色々なところがあやふやではあるけれど、夢にしてはやたらと話の筋が整っていたので思い起こしつつ書き残してみました。

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