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挑戦したい、失敗したい、脳は嫌がるけど。
やったことないことをしようとすると、脳は嫌がります。
やったことないことをやって失敗すると、脳はすごく嫌がります。
太古の昔、我々の先祖が狩猟採集で生きていたとき、やったことないことをやるのはハイリスクでした。
やってみて失敗するのはさらにハイリスクでした。命に関わることでした。
我々は生き残った者、つまりやったことないことをやるのを嫌った者たちの末裔だから、やったことないことをやるのが嫌なのです。
しかし現代ではやったことないことをやっても、それで失敗しても、大したリスクではありません。
いえ、やったことないことをしないほうが、リスクが大きいのかもしれません。
複雑化した現代ではリスクが顕在化するのに時間がかかるし、そのリスクの原因もわかりにくいです。
しかし、やったことないことをやらない、未知に挑戦しないでいると、挑戦して進化した者たちに先を越され、生き残れなくなっていきます。
僕が今、手帳で管理したいのは「挑戦しているか」「失敗しているか」です。
起業後、10年が過ぎようとして、生き延びてこれました。こんなところで十分だよと、しんどいことを避けようとする自分がいるのです。
挑戦も失敗も辛いのですが、それを踏み越えてこそ、新しい境地に立てるはず。