今この瞬間と、将来予測。両立すればストレスフリー。
年度末を迎えて、山積みだったタスクが、やっと片付いてきました。
まだ積んでいますが、クリアが見えてきたので一安心です。
やらなければならないことがたくさんあり、いつ終わるか見えないのは強いストレスでした。
我々の脳は、今ここを生き残ることに最適化していて、将来のことを考えるようにはできていません。感覚的にとらえられるのは、せいぜい「今日寝るまで」ではないでしょうか。それさえ、かなりいい加減ではありますが。
将来のことを頭では管理できないから、手帳やスマホで管理します。
しかしです。今日4月11日に発生した
「4月21日、10時にA社のBさんを訪問」
というアポをカレンダーに入れたとして、それは単なる文字列です。達成に向けた行動を開始するまでの時間感覚は、正直なところ私にはありません。
だからこそ、何時の電車に乗ればいいか予め確認して、そこから逆算して何時に家を出ればいいか考えて、それもスケジュールに入れて、Bさんとの会談に必要となるであろう情報を確認して、20日の就寝前には入念に目覚ましをセットするのです。
これを私は「タスク化」と呼んでいます。
▼関連記事
やるべきことをタスクにまで具体化して、Bさん訪問の件は脳から追い出して、今この瞬間にやるべきことに集中できるわけです。
とはいえ、この「タスク化」には欠点が多いです。
すでに経験のあること、慣れたことしか管理できません。
数が増えると、心理的負担が増え、今ここへの集中度が低くなります。
つまり、新しいこと、年に数回しかやらないことが増える年度末が、これに該当するのですね。
だからこそ、ストレスだったことのメモを作って、次の年度末に役立てるのです。
実際、昨期末は9期目で、それだけの経験値がメモとしてworkflowyにストックされていて、ずいぶん役に立ちました。
▼関連記事