妄想を断つ。リアルを生きる。そのために手帳に時間を書く。
ともすれば、目前の現実を放り出し、妄想に逃げてしまいます。
あれ欲しい。これ食べたい。
昨晩は楽しかったなあ。
老後が心配だ。
あいつのことが許せない。
このツイートけしからん。
全部、妄想です。原始仏教でいう「三毒」です。つまらない現実から逃げたくて、怒りや欲望や愚痴に身を焦がしているのです。
三毒が多いと人格が暗くなります。逃げてばかりなので、現実のタスクが進みません。それがイヤなので、三毒を減らしたいのです。
そのために、時間を何に使ったか、手帳に書いています。
20分を妄想に費やしてしまったら、それを書きます。
私の手帳のフォーマットは、10分で3.5ミリの時間軸です。20分で7ミリ。この小さな紙面上での7ミリは、ちょっともったいないです。
時間は見えないのでつい浪費してしまいますが、可視化するとセコくなれますね。
妄想を断つ。時間を惜しむ。
それだけで、日々のストレスが減り、視界がクリアに開けていきます。