「次に付き合う人と結婚したい!」結婚相談所型マッチングアプリ誕生!
令和時代の新しい結婚マッチングサービス『アーチャーズ』
――Achersは、どのようなサービスなのですか?
紹介型マッチングアプリです。マッチングアプリと言っても、皆さんがイメージされるものとは少し違うかもしれません。アーチャーズには「アーチャー」と呼ばれる婚活のプロがいて、ご入会いただくとまずアーチャーが面談を行い、ご自身の恋愛や結婚の価値観を自覚していただきます。その結果を見て、会員様に合う相手を「毎月4名様ご紹介する」というサービスになっています。結婚相談所よりはカジュアルで、既存のマッチングアプリでは解決できない本質的な婚活のサポートを目指しています。
――どうして、このサービスを始めたのですか?
私は2009年に結婚相談所に就職、その後、結婚相談所を起業しています。その経験の中でユーザーの声として「結婚相談所には入りたくない。結婚相談所に入っている自分が嫌だ」といった声が数多くありました。たしかに結婚相談所だと、スーツを着てホテルのラウンジでお見合いみたいな流れがあるので、「まだそこまでは真剣には考えてないんだよね」という方は多いのかなと。そうすると、結婚相談所より、もう少しカジュアルなサービスが求められているのでは?と思ったのです。それに、20代、30代の方はマッチングアプリを使っていますよね。でも、既存のマッチングアプリだと、自分ひとりで相手を見極めていくことがとても難しい。自分に合う相手がわからないと悩んでいる方はとても多いのです。結婚相談所、マッチングアプリ両方のいいところを活かしたサービスが作れないかなと思ったのが発端です。
――「アーチャー」の役割はどのようなものなのですか?
初回の面談では、お話を聞くのとともに90問ほどの「結婚観診断シート」に答えていただきます。これによって結婚に対する価値観が明確になるので、それぞれの会員ごとに「どういう人を求めているのか」、「恋愛で考えるとこういう人がタイプだけれど、将来一緒に生活をしていくことを考えると、この価値観が合っている人がおすすめですよ」という形で、ご紹介ができるようになります。プロの目によって「この人が合うのじゃないか」とお相手をご紹介するのがメインのお仕事で、その紹介業務プラス恋愛相談も提供しています。
――とてもきめ細やかで丁寧な対応ですが、料金はどうなっているのでしょうか?
アーチャーズはシンプルに月額の会費のみいただいています。男女の差もなく同一料金です!通常は1か月17,800円で、3か月、6か月、12か月プランになると割引率が高くなります。結婚相談所だと、月会費にプラスして入会金、お見合い料、成婚料などが別途かかります。一般的なマッチングアプリだと、相場として女性は無料、男性は4000円前後ですよね。一般的なマッチングアプリと比べると料金設定は高いけれど、結婚相談所と比べるとだいぶ安いという形です。ただ、サポートする内容としては毎日のようにチャットでお客様とやり取りもしているので、一般的な結婚相談所よりもかなり手厚いサービスだと思います。
忙しい現代人に、男女平等の結婚マッチングサービスを提供
――アーチャーズの会員は、どのような方が多いのですか?
まだまだ新しいサービスなので、会員全体として情報感度が高い方が多いなという印象です。高学歴で、新しい情報収集に常にアンテナを張っており、自分で調べていいと思ったら、すぐにやってみようという行動力もある方というイメージです。年齢層は男性も女性もアラサー世代が一番多く、20代後半から30代前半ぐらいの都内在住の方が多いですね。
――皆さん、恋愛や婚活に悩みを抱えているのでしょうか?
「マッチングアプリだと自分ひとりではうまくいかない」というお悩みを持っている方が多いのですが、細かな点は男女で少々異なりますね。女性だと「自分に合う相手がどういう人かわからない」という方が多いです。男性だと、「マッチングアプリだと、会うまでが遠い」と仰いますね。効率性をすごく合理的に考えられているという印象です。アーチャーズは、アーチャーとの最初の面談にさえ参加すれば、あとは待っているだけ。面談結果をもとにお相手をピンポイントで男女同時にご紹介していますから、マッチング率は75%。ご紹介した方はほぼ次のステップである「オンラインデート」につながります。最初がオンラインなのもポイントです。デートのセッティングもアーチャーが行いますし、まずは話してみることができます。事前のメッセージのやり取りも不要です。
――実際にデートに進むのは、どのぐらいの人数なのでしょうか?
平均して月に3人ぐらいにお会いできる形になっています。お互いの希望に合っている方、なおかつ結婚に対する価値観もある程度近しい方をご紹介していくので、その後にも発展しやすいのですよね。オンラインデートの後は対面デートになりますが、この対面デートの後も毎回お互いのお返事をアーチャーが確認しています。お互いが「もう一度会いたい」という気持ちで次に進んでいくので、発展するのかしないのかという白黒はっきりしない状態はありません。だいたい2、3回の対面デートをするとお付き合いになるという流れが多いですね。アーチャーが間に入ってお互いの気持ちを確認しているので、両思いであれば交際までストレートに発展していけるようにサポートを行っております。
――どのような点を重視して紹介をしているのですか?
将来の価値観が合う人というのは、とても大事だなと思っています。マッチングアプリなどの通常の出会いだと、お互いに結婚を考えていない状態で交際を始めるので、1年、2年と付き合って、結婚の話が出てきた時に初めて「将来の価値観が合わないね」と別れてしまうことがあります。アラサ―世代になると、今から2年付き合った後にまた合わなくて別れてしまい、もう一度新しい人を探して…というのはちょっと考えづらい。価値観が最初からわかるといいなというニーズに応えることを意識しています。
――具体的にはどんな価値観が大切なのでしょうか?
結婚となると人生観や経済感覚は重要です。他にも、お子さんが欲しいということであれば、教育観念も大切。要は家族観、家族に対してどういう価値観を持っているかという点です。そういう価値観がぴったりではなくても、なるべく近しい人かどうか。というのと、会員様がとくに強い思いがあるような部分がずれていないか、どうかというところはきっちり見させていただいています。
――ところで、男性も女性も同じ料金なのですね!
はい。女性も真剣に活動している方が多いので、同料金にすることで男性もすごく安心しているなという印象です。アーチャーズの女性会員様の特徴として共働き希望の女性が多いので、その点でも将来的に協力し合えるイメージを持っている方同志、働く女性や共働き夫婦を応援していくということを目標としています。実は、私自身が子育てと会社の経営、家庭をうまくいかせるという点で、とても大変だったのです。だからこそ、お互いが仲良く、末永くうまくいくカップルをたくさん作っていきたいなと思っていますね。
23歳で「結婚相談所」を起業、M&Aをして、また起業した理由
――杉江さんはなぜ、アーチャーズを作ったのでしょうか?
結婚相談所に就職して3年ほど勤めた後に、名古屋でプリベールという結婚相談所を起業し、東海エリアで一番大きい規模にまで成長させることができました。当時は結婚相談所のイメージを変えたいという思いで、店舗をあえて1階に置き、立地は駅前でガラス張り、自動ドアに。内装もおしゃれにして、美容室に来る感覚で来てくださいと。地元の新聞などにも取り上げていただきました。それでも「結婚相談所はハードルが高い」というお客様の声を聞くことも多くて。本当にユーザーの方が望んでいるサービスはなんだろうと考えまして、結婚相談所よりはカジュアルで、既存のマッチングアプリでは解決できていないサービスが必要だなと。そのタイミングでプリベールはM&Aという形で別の経営者に変わっていただき、2020年に子どもを含めた家族とともに東京に引っ越しまして、新たにアーチャーズを創業しました。
――イグジットしてからの再挑戦、パワフルですね!
最初はプリベールの事業部の新規事業としてやろうかと、すごく迷いました。でも、プリベールは会社としてある程度うまくいっていたので、その中でやると中途半端になるかもしれないという懸念がありました。思い切って、ゼロから、本当に人生をかけて挑戦しないとうまくいかないだろうなと思ったのです。この業界はライバルも強いですから、本気で挑むために全てを手放して挑戦しました。結果的に今、私自身もとてもハッピーに過ごせているので、挑戦してよかったなと心から思っていますし、アーチャーズのサービスを通じて皆さんをよりハッピーにしていきたいですね。
――ありがとうございました。ぜひ、「アーチャーズ」のご登録をお願いいたします!素敵な出会いがきっと待っています。我々、W fundは、これからもアーチャーズを応援していきます。