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旅人に尋ねてみた どこまで行くのかと


1週間が経ちました。
何からか と言うと、
中1の頃から推し続けているロックバンド
ポルノグラフィティの25周年Anniversary Live 横浜ロマンスポルノ24 解放区   です!

いやもう………ほんっっっと〜〜に良かった。
初日でライヴ中に4回泣いた。
あまりにもポルノグラフィティは人生だった。

泣きながら送ったLIVEの感想


といっても今回書きたいことは
感想ではなく。笑

ポルノグラフィティのライヴを経て、
自分の人生を振り返り 考えて気付いたことを
あえてこのnoteに記しておこうと思います。


私の仕事の話なのですが。
業界で言うと、長いほうになります。
携帯とかインターネッツとかの販売員的なアレです。

マルチタスクよりシングルタスク得意な私が
「この目標やって!」「おけ!最短ルート!これ!クロージングトークどりゃ!」
て感じで、結構ハマってる仕事なんですよね。

わかりやすい仕事の目標として「成績トップ!」
とかあるじゃないですか。

正直、私は新人でぶっとびホームランして難なくクリアしてしまったんです。
そしたら、引き抜きされ、なんか営業に引っ張られたんですけど…
色々あって販売員に戻りました。

結局、現場でお客さんに感謝されつつ
自分も仕事の成績をあげられるっていう
Win-Winの仕事内容に、めちゃくちゃ達成感を感じちゃうんですよね。


よく言う「キャリア(ステップ)アップ」は、
この業界では前述のように
仕事内容が変わってしまうんですよね。
営業職とか管理職って、実質事務仕事で…。

私は販売職が楽しいんですよね。
それで販売員を長らくやっております。



じゃあそれって、だらだらやってるだけでは?
このままでいいのか?

そんなことを憂うこともありました。
ステップアップが必ずしもある訳では無いので「将来性がないよねこの業界〜」なんて同僚と話すこともあったり。

ふと気付きました。
クリエイターやアーティストとかも そうか?と。
会社員では無いので わかりやすい「課長/係長」があるわけではなく。
明確なのは「売れてる」とか「流行ってる」とか

でも、それで満足するのなら、
彼らはもう売れた時点で活動を辞めますよね。

昔、ポルノグラフィティのギター兼作詞家の
新藤晴一が、(あれはMugenあたりか?)
自伝の「自宅にて」で
「「夢心地」にはならなくていいや」と言っていました。
「夢を叶えて、夢心地になったらそこで終わるから」と。

まだまだ音楽を鳴らしていきたい、と
デビューから25年経った今でも彼らは言います。

彼らは言います。
「今のわしらがいるのは、君達が居てくれたから!
ありがとう!!!」と。

いやいや…楽しい時も辛い時も
いつも人生に寄り添ってくれたのはポルノさんで、
それはこちらのセリフなのよ、と。


そんなことを思いながら参戦していたライヴで
披露された、曲の主人公(サラリーマン)が
過去を思い返す曲「ひとひら」。

「あれは飽きもせず聞き返したメロディ
わかってなかった 歌の意味」。続いて
「今なら少しわかる気がする まるで違う歌のようさ」。

学生時代に散々聞いてたあの曲達も
改めて聴くと、歌詞の意味がわかって。

そんなライヴを経て、わかったんです。

かの有名なアゲハ蝶のAメロ

「旅人に尋ねてみた どこまで行くのかと
いつになれば終えるのかと

旅人は答えた 終わりなどはないさ
終わらせることはできるけど」


ハァ…人生って、終わりのない旅なのかも。

なんか好きなソシャゲ(A3!)でも、
50代〜の年配キャラが
そんなことを言ってたような気がする。
その時期に刺さってくる作品も受けて、

なんだか腑に落ちまして。

私の仕事も、「個人のキャリアアップ」
みたいなのはまぁほぼないようなもんだけど。
まさに「終わりはない、
終わらせることはできるけど」なんだ。

でも、笑顔になって感謝してくれるお客さん、
良くしてくれる職場の人達がいる。
自分が頑張れば頑張るほど、そんなふうに
居心地の良い環境でいられる。

そもそも、私の原体験は、
休みの日にアパレル店で良い接客を受けて、
仕事は毎日怒られ続けてたけど
「この店にきてよかった!」と思うほど
プラスの気持ちになって気分転換が出来た。
「そんなふうに思ってもらえる接客をしてみたい」これが原体験。

恥ずかしくて 普段言わないし
いつも思って出来ている訳では無いけども。

でもお客さんに「あなたで良かった!」と
言って貰えると ほんまに嬉しくて。



ポルノグラフィティとわたしも
同じなのかもしれないなぁ、
なんて思いました。

そして。

今後、もし辛いことや嫌なことがあっても。
横浜ロマポル3時間2DAYSを経た私は、
最強です。

だって、「嫌なこと」って、
案外短時間で起きたりする。
そんな時間よりも、圧倒的な事実として、
ポルノグラフィティとあの空間にいた時間のほうが…長いんです!!!

どんな嫌なことが起きても
ロマポルには勝てないわけですよ!!!?

そう思うと……最強ですよね。
ロマポルのあの大切な時間、何度も反芻して
私の中でより永い経験にしていきたいです。

ありがとう ポルノグラフィティ。

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