戦争の爪痕が残る グローバルな緑深い土地 ラオス (Laos, a global green land with traces of war)
今日はラオスに行った時のお話し
皆さんはラオスというと何を思い浮かべますか?
日本にお住まいの方で、パッと思い付く人は東南アジア通です。
何故ならラオスという国の情報自体、日本に入ってくること自体皆無に等しいからです。
では、ラオスという国はどのような国でしょう。
まず分かりやすくいくと、東南アジアでも中国に隣接しており、人口が約600万人程の国です。
かつ、人口の中で労働者の平均年齢は約20代前半の元気な国です。
観光スポットと言えばクアンシーの滝、プーシーの丘などがあるらしいです。
らしいと言うのは、私がこの観光スポットに行ったことが無いからです。
今調べました 笑
行ったことがある方がいらっしゃったら良かったか教えて下さい。
あっ!
首都はビエンチャンです。飛行機も飛んでいて、日本からだとタイ若しくはベトナム経由で入国出来ます。
もし、行かれる方がいらっしゃいましたら入国書類がありますので事前にご用意された方が良いです。記入欄がたくさんあります。
特にVISAは必要無いです。
前置きが長くなりましたが、私がラオスに入国した時の経験や感覚をお話しして行きます。
私がラオスに行くようになったのは、貿易関係のお仕事がきっかけでした。
初入国はタイ経由だったかと思います。仕事柄タイやベトナムへはよく行っていたので感覚としては同じような感覚を持って初入国しました。
しかし、ラオス現地はタイやベトナムとは全く風景が違いました。
首都ビエンチャンの中心部はかなり発展しているものの、少し車で走ると急に農村地になります。
私には想定出来ない光景であり、かなり刺激的な物でした。
この先、もっとビックリすることになります。
その時、ラオス原産のある物を購入するのに、首都ビエンチャンから約12時間車を走れせてかなり田舎に行くことになりました。
事前に聞いていたのは、ビエンチャンから車で4時間とのことだったので、現地の方とこの時間感覚の差には最初に驚かされました。
次に驚いたのが行く先の道路事情です。首都から2時間も離れた時点でほぼ舗装されて無く、周りを見渡すと牛がたくさん歩いています。
その横を学校帰りの子供や仕事帰りのバイクが走っているような光景です。
昔の日本もこんな感じだったのかなぁとか思いながら目的地へ向かっていたのを覚えています。
途中、車で河を超え、草むらを超え目的地に着いたのは夜でした。
目的地は人里離れた村でした。
そこでの経験が私には凄く刺激的で、また日本に帰国して凄く考えさせられる経験でもありました。
何が?
その人里離れた小さな村には電線が通っているのです。
道が舗装されて無く、農業に牛を使っているような村なのに電線が通って、手作りのレンガの家の中には照明が着いてて明るい生活を営んでいらっしゃるのです。
想像出来ますか?
次に、村人から安く物を購入しようと思った私はまた驚かされます。
売買価格の交渉をしようとした直後、何と村人がスマホを徐に出し、ネット検索し始めたのです。
その上、国際相場で交渉し始めました。
私は空いた口が塞がりませんでした。そこに追い討ちをかけるように村人の口から出た言葉に更に唖然。
『日本人へは売ら無いよ』
『お金持って来ないから』
『中国人はすぐお金持ってくる』
結局、サンプルしか売ってもらえず。目的を達成出来ないまま、また12時間かけて首都に帰ることになりました。
って、どんな国だよ!
と最初は思っていたのが、その後帰路に着いて日本に帰った時に冷静になって、日本ってヤバいんじゃ無いのか?
と凄く危機感を覚えました。
皆さん、どう思いますか?
考えてみて下さい。
因みに、ラオスという国は近隣で言うとタイという国の20年後を行っていると聞いたことがあります。
また、戦争の爪痕がまだ残っており未処理のプラスター爆弾が世界一眠っている国でもあります。それが若干国の発展を阻害している状態です。
最後、ちょっと問いかけになってしまいましたが、初投稿はこのくらいで。
あまり沢山お話しするとすぐネタ切れしてしまいますので、笑
次はまた違ったラオスエピソードを。
おしまい