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GWからの、、、|ヴィクトリアマイル GⅠ 5/12(日) 東京競馬 11R JRA

今年のGW、予定もそこまで多く入れたつもりも無かったのに、気が付けばあっという間に最終日になってしまった。

これはそんなGW最終日、競馬で勝ち続けるという目標に向けて色々と思考を巡らした雑記をGWの成果物にと書き残したものになります。

GWの最後を飾るに相応しく、明日からの仕事の準備をそっちのけにした甲斐もあって、なかなかの長文に育ちました。


競馬で勝ち続けるための適切な目標

回収率の目標値

注目の競馬予想家なんて方の公開している回収率をみていても、大体100%台だったりする。そんな競馬予想の世界で、どのくらいの回収率を目標値として設定しておくのが適切だろうか。


近年のビッグデータブームが理由なのかはわからないが、数字を持ち出して統計学的に競馬を語ろうと試みている競馬予想家の方を最近よく見かけるようになった気がする。

自分もそんなことが出来ないか考えたりもするが、現状自分の知識を持って考える限りは、競馬を統計学的に捉えようというのは、どうやっても乱暴な思考にならざるを得ないという印象だ。

例えるなら、政府が自国の経済を掌握するくらい、競馬を統計学的に捉えて成果を出すのは難しい、というのが自分の理解である。

ということで、この雑記メモに書いている全てが完全に自分のこれまでの経験に基づいた肌感覚的な話になってくる。

見ず知らずの人間の肌感覚がどこまで他者の役に立つのかわからないが、家庭環境に恵まれた(?)こともあって、他の方よりも若くして競馬予想に触れている自分の肌感覚は優れていると信じたいのです。


自分のこれまでの経験に基づいた肌感覚的な話だけでいくと、200%というのが適切な目標になるという気がする。

200%という数字は、中穴程度の馬の複勝を当て続けることで達成出来る数字だ。目標値として考えたとき、本命馬の複勝を当て続ければ達成出来る100%台前半の回収率を目指すというのは弱いし、かといって穴馬の複勝を当て続けなければならない300%という数字は実現不可能な気がする。


狙うべき配当と的中率の目標値

じゃあ、中穴程度の馬の複勝を当て続けることを目指すのかというと、それはそれで難しいというのが肌感覚としてある。

不確実性の高い競馬予想において、予想を当て続けるということは、どう足掻いても不可能だ。ツキが来ているときに大きく当てて、ツキの無いときは被害を最小限に抑える、こういう買い方をすべきだと考える。

回収率を決めるのは自明の理だが配当と的中率だ。

配当2倍を狙い続けるのであれば的中率100%でないと回収率200%は達成出来ないが、配当4倍を狙うのであれば的中率50%で1回の遊びが出来る。配当10倍を狙うのであれば的中率20%、5回に1回の的中で回収率200%が達成出来る。

自分の的中率が現状14%で回収率83%であることを見ても、この的中率20%~50%の範囲内を目指して回収率200%を達成すというのは妥当な感じがする。

もちろん配当10倍以上を目指すべきタイミングもあると思うが、欲に支配された馬券が当たらないことは一時期の穴狙いで良く良く学んだので、そのタイミングは極めて慎重に判断すべき事項だと考える。


目標達成に向けた馬券の買い方

的中率を20%~50%の範囲内に収め回収率200%を達成するために、どのような馬券の買い方を考えることが出来るだろうか。

先にも書いた通り、競馬予想を当て続けることは不可能だ。それが出来るならコロガシ馬券で複利により一瞬で億万長者になれる未来が見える。

なので、的中率を保ちつつも大きく当てる努力が必要ということになる。

的中率を保ちつつも大きく当てる方法として、買う馬券の券種を増やしリスク分散を図りつつ、複数券種の当たりでの大きなリターンを目指すという方法が考えられる。

例えば、ワイド3頭BOX + 3頭の3連複といった馬券を買うことで、ワイドによる的中率の確保と3頭揃ってきたときの大当たりを目指すことが出来る。

実際に直近このような視点で購入しているレースでは、優位性のある的中率と回収率の結果を得られている。

そういったことからも、このような買い目を各レースの軸馬・消馬の状況に応じて適切に選択することが重要になってくる。

が、各レースにおける買い目の検討というのは、軸馬・消馬の予想と同じくらい難解だと思っている。

なので回収率の向上に向けて、今後の研究価値の大きな領域だと考えている。


競馬で勝ち続けるためのレース選び

どの程度の数、レースに取り組むか

競馬予想が不確実性の高いものだと考えると、リスク分散を図るためにも1つのレースに大きく資金を投入するより、数をこなして分散的に資金を投入したほうが安全だと考えられる。

また、得られる知識や教訓というものも、こなしたレースの分だけ増えると考えると、なるべく数はこなすべきだと考えられる。

が、時間は有限なので、そこは無理のない程度に、、、というのが現実的な落としどころにはなってくる。

いくら競馬予想が不確実性の高いものであっても、雑に予想したレースのほうが的中率は格段に落ちてくる。また、そこから得られる知識や教訓の質も格段に落ちる。


どのようなレースを狙うか

では、有限の時間の中で数をこなすためにどのようなレースを狙うべきか。着目すべきは人気馬にあると考える。

人気馬の中に信頼出来る馬がいる、もしくは自信を持って消せる馬がいる、そういったレースについては、比較的時間をかけずに予想が可能だと考える。

前者の場合は、1頭別で軸馬を決めてしまえば馬券になる。後者の場合は、消馬以外の人気馬を軸に馬券を組立てればワイドでもそれなりのリターンが得られるため、買い目を組立てやすい。

また、併せて見るべきだと考えるのが、過去の同条件のレースにおいて馬券に絡んだ馬の人気とオッズの傾向だ。過去の傾向から大きく乖離した馬券を狙うのは、それだけで的中の可能性を減らしていると言える。

そして、過去の傾向に基づいた馬券を狙うことで、予想や買い目をある程度絞った状態での検討が可能になる。

ただ、過去の傾向から全く読めない条件のレースなんてものも存在するので、そこは悩ましいところではある。


競馬で勝ち続けるためのレース予想

人気馬の取捨

人気馬に限らずの話ではあるが、消し馬を判断するにあたって一番有用な指標となりうるのはオッズだと考える。

例えば未勝利戦では、直近で馬券圏内の好走をしている馬や、騎手であったり生産牧場(ノーザンファーム)であったりといった要素が、人気に及ぼす影響が大きい。

そのため、こういった要素が揃っているにもかかわらず、抜けた人気になっていない馬がいる場合、その馬は消し馬として馬券を組立るのが良いと考える。

逆にこういった要素が揃っていないにも関わらず人気しているような馬には、素直に従うべきだと考えるといった感じだ。

競馬に登場する数字は数あれど、一番重要視すべきは馬券購入者全体の集合知たるオッズであるというのが、自分の軸馬・消馬選択において中心の思考となっている。


軸馬と消馬の選択

オッズを重視はするが、基本的には穴党なので人気馬を中心に馬券を組立てることが自分は苦手だ。

オッズは集合知として重要視すべきだが、そこに介在する認知バイアスとの兼ね合いを想像しながら軸馬は探すべきだと考えている。

要するに、ぱっと思いつくような思考を疑いながら軸馬を探していくのが良いと考えている。

たとえば、各馬のポテンシャルやトラックバイアスといった情報は、ネット上にあふれており、ある特定の情報をもとに導き出される注目馬というものは過剰人気すると考えられる。

にもかかわらず人気していないような馬は、おいしい軸馬や穴馬といった扱いをされることが多いが、自分としては積極的に消したい馬だと考えている。

ネット上にあふれている情報の言っていることそのものは、正しいものが多いと考えられる。そのため、素直に過剰人気に見える馬や、条件から逸れてはいないが優位性が弱く隠れている馬こそが、本当に狙うべき軸馬だと考えることが出来る。


レース予想において時間をかけてやるべきこと

以上のことから、これからのレース予想において時間をかけてやるべきことは、自分の知識を世の中の常識に近づけるための情報収集だと考えている。

数十年前のネットに情報があふれていない時代であればオリジナルの指数や分析を用いて成果を挙げることも可能だったと考えられる。

が、これだけ競馬ブームで情報があふれている時代になると、簡単に入手可能なデータの分析だけで優位性を保つことは不可能である。

そんな中で勝つためには、レース予想が他者とお金を奪い合うゲームである以上、他の予想者の思考をトレースし別の切り口からのアプローチで勝利を狙うという作戦が有効だと考えられる。

そして、別の切り口を見つけるためには、自分の知識を世の中の常識に近づけて、その上で有効な逆張りを仕掛けることが必要となってくる。


最後に、有料予想について思うこととヴィクトリアマイルの話を少し

有料予想について思うこと

ということで、競馬予想において情報収集というのはとても大切だ。

noteにも競馬予想がたくさんあるなとは思っていたが、こんな便利そうなものまで先日リリースされている。気になっていたがGW最終日にして、ようやくなんとなくの概要を理解した。

しかし、前々から薄々思っていたが、改めてみても競馬予想を売っている方というのがたくさんいるもんだ。

自分はこれまでに書いたような理由もあって他者の予想に丸乗りするなんてことは絶対にしないので、予想を買う気は全くしないのだが、結構売れるものなのだろうか。

とはいえ、不確実性の高い馬券購入で儲けるよりは、予想を売って手っ取り早く安定収入を得たいという思考はわかるし、情報収集のために他者の競馬予想の思考を覗いてみたいなんてことも思ったりする。

そんな感じで、あるべき競馬予想の売り方なんてことを考えていたが、投げ銭式なんてどうなんだろう。

タダで自分の思考を公開して、それを参考に当たった人からおすそ分けをもらう。なかなか良いんじゃないだろうか。

先にも書いたが、買い目の検討というのは軸馬・消馬の予想と同じくらい難解なわけで、軸馬・消馬の予想は良かったのに買い目を失敗した、なんてことはよくある話だ。

そんなとき、自分の軸馬・消馬の予想を参考に誰かの馬券が当たって、その方からささやかなおすそ分けが返ってくる。

結構アリな気がするのだけれど、どうなのだろう。


ということで、タイトルを「カチウマナビβ」に準拠した形にして、最下段に投げ銭ゾーンをつけてみました。

GWの最終日、いつもとは違うことをしてみたくなったのです。


ヴィクトリアマイルの話

で、タイトルにしてしまったので、最後に今年のヴィクトリアマイルの所感を少し。

今年のヴィクトリアマイルは今のところ、ナミュールとマスクドディーヴァの2強の様相だ。しかし、ヴィクトリアマイルは例年荒れるレースだし、この2頭が共に馬券に絡むとは考えないのが良いように思う。

NHKマイルが2強決着だったこともあって、この2頭で固いという思考になりがちだし、2頭とも後方脚質ということもあるので不確実性も高くなってくる。

結局のところオッズ次第の判断にはなってくるが、予想はこの2頭を外したところからスタートするのが良いように思う。

1着で考えるのなら、スタニングローズの復活に賭けるのが面白そうである。12倍より人気するのであれば、ここの単勝を軸に勝負するのが良さそうに思う。



そんな自分の競馬予想の軌跡はこちらから見れます。


以下、投げ銭ゾーンです。ささやかな小ネタ付き。

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