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【年収2倍、残業なし…華麗なるデジマ転職④】小売の店長(28歳)がSaaS系ベンチャー営業部長に(400万→1000万)

デジマ業界は未経験であっても、過去のキャリアや人間的な強みがあれば、高収入のデジマ企業に転職できる可能性があります。

ここでは、都内でとあるスーパーの店長だったAさんの事例をご紹介します。

Aさんは大学卒業後、小さなITシステム企業の営業担当として全国を駆け巡り、非常に優秀な成績をおさめました。

その後、そこで貯めたお金で独立し、当時では珍しかった海外アパレルのECサイトを立ち上げ、商品の買い付けのためにたびたび渡米するなど、抜群の行動力の持ち主でした。

事業はうまくいかず頓挫しましたが、知り合い経由で大手流通企業に転職。1年あまりの間で店舗マネージャー、店長と昇進し、マネジメントを担当。

目標以上の売上を達成するなど、非常に優秀な成果をあげていました。

そんなAさんでしたが、ITシステムの営業、ECサイト運営、小売業と渡り歩く中で、自分のキャリアに一抹の不安を感じていました。

小売業のマネジメントを続けることに違和感を覚え、もっと成長していく業界で力を発揮したいと思っていたのです。

「これからは、間違いなくデジタルの時代だと思います。この分野の経験を積めるような会社に行きたいと思っています。」

私のもとをたずねてきたAさんはそう言いました。

私は、Aさんのキャリアと積極的な性格であれば、大手デジマ企業でも十分通用すると考え、スマホ向けデジタル広告を扱う企業の営業職を紹介したところ、無事内定。

年収360万円から420万円にアップしました。

配属先は営業部で、この領域は全くの初心者でしたが、持ち前の積極性でどんどん研修に参加したり、本やセミナーなどの自己啓発に取り組んだりして、マネジメント職として社内でキャリアアップし、部下10名を率いる部長職に昇進。

5年ほど勤め上げ、年収は800万円近くにまでなりました。

その後、急成長を続けているSaaS企業の営業部長に転職し、年収1000万円を達成したのです。

Aさんの場合は、メンタルの強さが大きな武器となり、デジマ未経験というハンデを見事に克服しました。

このようにデジマ未経験であっても、他の業界で実績を残していれば、しっかりと評価される可能性もあるのです!