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【年収2倍、残業なし…華麗なるデジマ転職③】「残業ほぼゼロ」は現実的に叶えられる目標

残業が多い会社というのは、業務量の問題もありますが、基本的には会社のカルチャーによるところが大きいと思います。

もちろん、繁忙期のように一時的に業務量が増えたためにやむを得ず残業することはあるでしょう。

しかし、1年を通じて残業が続くというのは、「業務に応じた人員配置をするつもりがない」「残業することが評価につながる」などといった会社の方針、つまりカルチャーだと考えた方がよいと思います。

このような会社にいながら、自分だけ残業ゼロを達成するのは、現実的には困難です。

そうであれば、自分で時間をコントロールできるように会社を移るのが最善です。

過労死が社会問題化したり、コロナ禍による効率的なリモートワークが普及したことにより、残業がほぼない会社はかなり増えてきていると実感しています。
残業が大きく減ったにもかかわらず、売上はさほど変わっていないという会社も出てきています。

そのような会社を選ぶ際の着目点は3つあります。

①そもそも残業を奨励していない

1つ目は、そもそも残業を奨励していないということです。
そのような会社の採用サイトや求人欄には、「残業は月平均○○時間」とたいてい明記されています。

残業がない会社は候補者にとって非常に魅力的であるため、堂々と謳っているのです。
その会社が残業について記載している部分があるか必ず確認しましょう。

②フレキシブルな働き方ができる

次に、リモートワークを認めるなど、フレキシブルな働き方ができることもポイントです。

コロナ禍ではリモートワークがそれなりに普及しましたが、コロナの5類移行に合わせて縮小傾向にあります。
しかし、リモートワークでも業績が大きく変わらず、かつ仕事に支障が出ないのであれば、リモートワークを継続している会社もかなりあります。

③「オンリーワン」の会社である

3番目は、独自の競争力を持った「オンリーワン」の会社であることです。
これがもっとも大切と言ってもいいでしょう。

競合が多く、競争の激しい会社の社員は、当然その競争と無縁ではいられません。

数字に追われ、社内には残業や休日出勤を厭わない雰囲気が満ちている会社もあります。
その中で「私は残業をしません」というのは相当な勇気がいるはずです。

だからこそ、競争とは距離を置いた独自の強みがある会社を選ぶのも1つの手です。

当然、企業は競争を源泉にして大きくなっていきます。
独自の強みがなく、参入障壁の低い事業を展開している会社の場合、現状では「残業禁止」「リモートワーク可」であっても、いずれ競争が激化したら業務量が増え、管理も厳しくなる可能性があります。

だからこそ、最初の2つの条件に加え、3つ目の条件も満たす会社を見極めることが非常に重要なのです。

では、そうした会社はどのように見極めたらよいのでしょうか。

採用サイトや求人票には、自社にとってマイナスになるようなことは書かれていませんし、口コミサイトの内容も玉石混淆で、どれが本当の内容かわからないこともよくあります。

もちろん、いずれも参考にはなりますが、鵜呑みにはできません。

そこでおすすめなのが、やはり転職エージェントに相談することです。
エージェントであれば、良い面、悪い面を踏まえ客観的な企業評価ができますし、表には出てきにくい「独自の強み」を知っている場合もあります。

エージェントからの情報を参考に、最終的には自分の判断で会社を選ぶのが、もっとも満足度の高い方法でしょう。

いずれにしても、残業ゼロの会社を選ぶことは決して難しいことではありません!