EL34/6CA7シングルパワーアンプの製作
EL34/6CA7を使ったシンプルなシングルアンプの製作記事になります。
初段には、東芝製の12AT7を使用しパラレル接続し、出力段のEL34/6CA7(JJ製)に接続しています。回路は、極力シンプルな回路にしていて部品点数も少なく、可変抵抗など調整が必要となるような部品も使用していませんので、間違えずに配線ができればすぐに使用できる状態になります。
下の写真が、完成したアンプ本体の外観写真です。このアンプでは、整流管を使用せず、ダイオードによる整流によってB電源を作っているため、見た目もシンプルな外観になりました。
下の写真は、アンプの内部配線の様子です。本機は、試作品であったため使用した部品には余りものを使用しました。
通常であれば、チョークコイルの場所にあるような配線は、余った分は切り落として整線するところですが、丸めて残してあったり、抵抗やコンデンサの足も長めに残るようにして製作しました。
以下が本機の回路図になります。パラレル接続した12AT7に三極管接続したEL34/6CA7というシンプル構成になっています。
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