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TOEIC700点取ったのに、英語ミーティングが聴き取れない!?

どうも、フラミンゴのかなむらです。YouTubeで英語学習に関するお悩みに回答する動画を出しています。

英語学習を頑張ろうとする方から、今回は以下のようなお悩みをご相談いただきました。

はじめまして。40代の男性会社員です。外資系企業に転職したのですが、ミーティングで英語をうまく聴き取れず、困っています。相談させてください。

入社するために必要だったので頑張ってTOEIC700点は取りましたが、それでは足りなかったみたいで焦っています。毎回議事録を作成してくれているので、それを読んだり、会議の録画動画を見返していると夜遅い時間になってしまい、体力的にもきついです。

TOEICのリスニングであればある程度聴き取れたのですが、ビジネスミーティングだと、なかなか太刀打ちできません。議事録を見ると、知っている単語や文法が多いので、なんで聴き取れないのだろうと、少し不思議にも感じています。

今はTEDでシャドーイングをしたり、TOEICの金のフレーズ集を使って勉強しています。このままやっていけばいいのでしょうか。それとも変えたほうが良いのでしょうか。どのように改善していけば良いのか、教えていただけませんか?

これは深刻な問題ですよね。入社前であれば一緒に備えることもできますが、もう入社済ということなので、毎日が大変ですよね。なんとかしなくてはというお気持ちでしょうし、身の回りに英語ができる同僚がいれば、その方々に負けたくないぞという気持ちもあるのではないでしょうか。

ミーティングの議事録を読んだり、録画を視聴するのも大変ですよね。業務時間外でも色々と取り組まないと間に合わないという状況が長く続くと、疲れてしまいますよね。

さて、この問題を解決しようということで言えば、単語や文法に関する知識が十分にあるのかどうか、ということがポイントになります。

録音をゆっくりと聴いてみたときに、単語や文法について分からない部分がないということであれば、ボキャブラリーばかりを強化するのではなく、リスニングの力についても強化していくべきでしょう。

リスニングの力というのは、音声知覚と意味理解というように分けることができます。音声知覚というのは、英語の音の聴き分けをする力です。意味理解というのは、聴き取った音の意味を理解する力です。

例えば、Apple という英語を聴いたときに「APPLE」という綴りが発音されていると判別し、その後に「これって、りんごのことだよね」というように意味を汲み取ります。このようにですね、リスニングというのは2つのステップに分けることができます。 そして、それぞれを個別に鍛えていくことができます。 音声知覚であればシャドーイングが有効ですし、 意味理解であれば多読や速読をしていくことが有効だと言われています。

ご相談をいただいた方の場合は、すでにシャドーイングに取り組んでいらっしゃるということなので(もちろん 教材が正しいかどうかという点は見直した方がいいものの)、シャドーイングは続けていただくと良いと思います。 一方、単語や文法に関してはある程度分かるということでしたので、その時間を減らしていただいたことで生まれる時間を使ってリーディングを行っていくと良いのではないでしょうか。

今回は少し抽象的なフィードバックになってしまいました。より具体的にどのような単語や文法のレベルを詳しく確認できると、より丁寧な提案もできると思います。 なので、読者の方のなかでも、もし具体的に相談したいということがあれば、ぜひお気軽にお声がけいただければと思います!

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以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

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