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日本の外国語会話教室で2006~2008年に起きたこと。これから起こること

どうもです。フラミンゴの金村です。今日は少しメタな情報を提供したいなと思います。僕たちが英語を学ぼうとしたとき、それを支えてくれる先生の皆さまの状況が変化していて、それを知っておくといいかもしれないよという話です。(なんだかまとまりはないですが、2日目なのでご容赦ください。)

2006~2008年に起きたこと

以下は、外国語会話教室数と講師数の推移をまとめたグラフです。まずはこちらを見ていただきたいです。

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※ 出所:経済産業省『特定サービス産業動態統計:外国語会話教室』

何が起きたのか。一言で言えば、「非常勤講師の割合が増えて、それは不可逆な変化として定着しました」ということです。

また、2007年頃から新規入学者数が減少しており、それとほぼ相関するかたちで講師として働いている人の人数はどんどんと減っています。景気の悪化と業界全体に対する不信感の高まりを受けた動きだと考えています。語学業界で働く者として、これは忘れてはならない歴史的な経緯だと思っています。

これはいろんなことを示唆していますが、僕なりに持っている仮説としては、以下のようなものです。

・景気の悪化があった際に、新規の入学者が減る
・新規入学者が減ると、講師の稼働率が下がる
・非常勤講師(パートやアルバイト)のシフトが減る
・非常勤講師が稼げなくなる( OR 学んで、変わらないといけない)

はじまっている変化。これから加速的に進むと思うこと

講師の方々のなかで先進的なマインドセットを持っている方は、上記のような出来事があったことをふまえ、様々なチャレンジをされています。たとえば、「独立して自分で経営する」、「スキルを伸ばす」、「個人としてブランド化、マーケティングする(例:書籍出版など)」というようなものです。努力する人は努力して、そうではない方もいる。そんな二極化が進んでしまうのではないかと思っています。

また、この外出自粛が推奨されている今、この二極化の動きが加速的に進んでいくのではないかと思っていますし、僕が親しくさせていただいている講師の方々は、強い危機感を持って取り組んでいらっしゃいます。

英語を勉強する方に考えてほしいこと

講師にもいろんなレベルの方がいるということです。世の中の変化を捉えて、自分の指導力を高めるために力を尽くしていらっしゃる方もいれば、厳しい言い方をすれば、そうでもない方もいらっしゃいます。日々進化していく外国語の習得・学習に関する技術をしっかりと取り入れている講師の方もいらっしゃって、そういった先生を探されることをオススメします。

フラミンゴとしては、この危機感を持っている方々を支えたいなって思っています。ノウハウをどんどんと提供していったり、毎日食べていくために必要な知識のようなものも提供できればと思っています。また、弊社サービスで活躍されている方は、だいたいがすごいです。尊敬しています。ぜひ、みなさんには、「いい先生を探す」という視点をもって観てもらえればと思います。

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