とっさに英語が出てくるようにする方法(英語で道案内するときを例に説明)
GW明けから1週間が経過しましたね。
日常に戻るとともに英語学習のペースも取り戻せましたでしょうか。
コツコツ勉強しているのにいざ本番になると英語が出てこないというお悩みをよく聞きます。
たとえば、最近お話した方は大阪万博でボランティアをしたいとおっしゃっていました。ツアーガイドをするときとっさに英語が出るといいですよね。
というわけで、「とっさに英語が出てくるようにする方法」を紹介します。
もちろん、しっかり基礎からコツコツとレベルアップする方法もあるのですが、今回は「いますぐに改善できるコツ」をお話してみたいと思います。結構効果がある気がしましたので、ぜひトライしてみてください。
「そんなのあったら苦労しないよ」というツッコミが飛んできそうで少し怖いのですが、もしよかったら読んでみてください。
主語と動詞に全集中する
どのようなものかと言いますと、「主語と動詞に全集中する」というものです。道案内のシーンを例に少し説明させてください。
とあるレストランを探している方がいて、その方を道案内するとしましょう。位置関係はイメージ図のとおりです。
まずはきっと、こんな感じで質問されます。
まずは相手が話した内容の主語と述語に集中しましょう。
you、do、speak ですね。なので...
というように返答しましょう。
短すぎてビックリするかもしれませんが、これで十分です。
少し頑張ってみて
でもいいですね。主語と動詞がしっかり入っていれば少し形が違っても伝わりますよ。
次に、こんな感じの文が来ると思います。
You / tell / could にアンテナを張りましょう。
そして以下のように応えましょう。
また短いと思ったかもしれませんが、これで本当に十分です。
そして、ここまで来れば、はじめの難所は突破できました。
おめでとうございます。
次に、道順を教えてあげましょう。
上の図における赤い矢印のように進んでもらえるように伝えたいとします。
まずは次の信号まで直進してもらいたいです。
眼の前の信号と間違えられないようにしたいですよね。
主語と動詞を意識して、以下のように話してみましょう。
次に右に曲がってもらいましょう。
そして、まっすぐ進むと信号が見えます。
そこを右に曲がってもらいましょう。
最後に道路の左側を見てもらい、レストランを見つけてもらいましょう。
いかがでしたでしょうか。
主語と動詞に集中する。
すると、少し言葉が出やすくなったのではないかと思います。
これ実は理屈にもかなっていると思っています。
どういうことかと言いますと、日本人の多くは中学英文法の勉強をしているので、S + Vからはじまる文の知識があって、この方法はその強みを活かしやすいなと思うわけです。
もちろん、「Youって言いすぎだよね」みたいな感じがしたりするかもしれませんが、何も出てこないよりは言いですよね。
まずは「話せてよかった。もっと深く話せるようになりたいかも」という素敵な経験を早めにしてもらえると良いなと思うので、初心者さんはぜひトライしてみてください!
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