シャドーイングは正しく取り組まないと辛いだけ。正しいタイミング・方法で取り組もう。
『FOC』というオンライン完結の英語学習コーチングサービスを提供するフラミンゴの金村と申します。英語学習コーチングに興味はあるものの、お仕事やご家庭の事情で通学が困難な方に、オンラインでも通学型と同じかそれ以上の価値を届けることが私たちの仕事です。
シャドーイングの注目度が上がっている
シャドーイングという言葉をご存知でしょうか? シャドーイングとは英語学習における学習手法の内の1つです。近年英語学習について真剣に取り組む意欲を持つ方が増えてきたことで、シャドーイングに対する認知度が高まっています。実際に以下の画像のようにGoogleで「シャドーイング」と検索されている回数も右肩上がりです。
正しい方法で取り組めないと生じる問題
もしかすると、こちらの記事を読んでいるあなたも、シャドーイングに注目していたり、実際に取り組んでいる最中なのかもしれません。毎朝30分ほどスマホに向かって音声を吹き込んでいたりするのかもしれません。毎日がんばって取り組まれている方、本当に素晴らしいです。
ただ、このような疑問や不安を抱えていたりするのではないでしょうか?
「毎日とりあえず頑張っているけれど、成果は実感できない」
「このまま続けていくだけで目標通りの英語力は身につくのか? また、いつになったらペラペラになるんだろう」
「シャドーイングって、これであってるんだっけ? ちゃんとできているのかどうか不安だ」
疑問や不安を抱えたまま頑張っていてもしんどいですよね。正しい方法等を知った上で、落ち着いて英語を学びたいですよね。
そこで、簡単ではありますが、以下、正しいシャドーイングの方法を説明させていただければと思います。もしよろしければチェックしてみてください。
正しいシャドーイングの手法
① シャドーイングのステップを理解する
こちらは弊社のコーチがまとめた資料です。ぜひ拡大して確認してみてください。「シャドーイングってこんなに複雑なのか…」と驚かれたのではないでしょうか。そうなんです。実はシャドーイングって高等テクニックなんです。レベルや習熟度に合わせて1〜8のステップを丁寧に実施していく必要があります。
実際、弊社のオンラインコーチングサービスでは、コーチがお客様のレベルを見極めて丁寧に実施していただいています。特にステップ5はネイティブレベルの英語力を持つ方でなければ適切なフィードバックは難しいため、独学で学ばれる方は苦労されるところかと思います。(応援してます。がんばです…!!)
② シャドーイングの教材は、ほとんど理解できるものを選ぶ
シャドーイングをする際はほとんど理解できるものの、ほんの少しだけわからない単語やフレーズがある教材を選んでください。こどもの英語力アップのためのセオリーとしては「絵本を例にすると、見開き1ページあたり3語以上のわからない言葉がある本は難しすぎる」と言われていまして、大人でも大差ないと思っていただければと思います。
なぜならば、シャドーイングというのは新しく単語やフレーズを覚えるための手段ではないからです。あくまで、「音声知覚」や「音声化」というスキルを高めるために適した学習方法です。一石二鳥でレベルアップしたいと思われるかもしれませんが、残念ながら英語学習にチートはありません。ひとつずつコツコツがんばりましょう。新しく単語やフレーズを覚えたいなら、キクタンやスタディサプリを使ってください。すごい便利です。
この記事のまとめ
つまり、シャドーイングは正しく取り組まないと辛いだけなのです。毎朝ただ単に辛いことをする人を減らしたいです。ほんとに。シャドーイングは取り組むべきタイミングで、正しい手法で実施しましょう。
ただ、自分ひとりで独学で頑張るとなると難しいかもしれません。常に「まあこれくらいでいいや。頑張ってるからいいでしょ」というような誘惑に駆られますし、客観的に正しい発音ができているのかを判断することができないからです。
そこで利用をおすすめするのが英語学習のコーチングサービスです。以下のような沼を回避して効率的に学ぶことができるからです。(もし、英語学習のコーチングサービスの活用をお考えでしたら、弊社サービスもチェックしていただけると嬉しいです!)
・学習状況/課題を踏まえると、シャドーイングが最適な勉強方法ではないにもかかわらず、毎朝シャドーイングを頑張ったことで満足してしまう(結果、英語力は伸びないまま)
・シャドーイングを間違った方法で進めてしまい、非効率になってしまう
・練習を続けるなかで、間違った発音が定着してしまう