英語初心者は英作文をやろう
どうもです。フラミンゴの金村です。
毎週2本くらいのペースで英語初心者の方のためにnoteを書いています。今日も頑張って書いてみます。
・・・
弊社オフィスは渋谷駅から徒歩5分くらいのところにあります。少し前までは目黒の青葉台という閑静な住宅街にあったので、はじめの方は人通りの多さにギャップを感じました。正直、人混みはあんまり得意ではありません。
ただ悪いことばかりではなく、オフィスから青学や表参道のほうに向かって歩くと、青山ブックセンターという大きめの本屋さんがあります。本屋さんでブラブラするのが好きなのでお昼休みに遊びに行きがちです。
先日も青山ブックセンターに行ったのですが、職業柄、英語関連図書の戸棚が気になり、そのあたりもうろついてみました。すると、やたらと英作文の書籍、練習帳のようなものが人気を博していました。毎日とどこおりなく英作文の練習ができるように、日毎のテーマが用意されていて、書籍にそのまま書き込めるようなものが人気でした。
そのとき、「あ、英作文って今人気なんだ。たしかに大事。英語初心者さんにとっても英作文が大事だよってお話をしてもいいかも」と思ったので、今日はそんなことを書いてみます。
ざっくりと言えば、英作文は、英語で文章を書くための練習にもなるし、スラスラと英会話をするための土台にもなるので大事 ということを書きます。
英作文は、英会話の土台を強くするから大事
前もって言っておくと、このセクションだけ、少しややこしい話になります。なので読み飛ばしちゃってもいいかもです。ガッツリ読み込みたいという人は読んでもらえればと思います。
さて本題です。そもそも英会話は、「聞く」と「話す」の2つに分類されますよね。英作文をすると、この「話す」という能力を底上げすることができます。また、さらに深ぼると、「話す」という行為は3つのステップに分解することができます。「概念化」 → 「文章化」 → 「音声化」というステップに分解することができるのです。英作文はこの「文章化」の力を高めることができる効率的な勉強方法なのです。
□ 英会話
└ 聞く
└ 話す
└ 概念化
└ 文章化 ← 英作文をするとレベルアップできる
└ 音声化
また、文章化の能力が低いっていうのは、相手に正しく伝わる英文をつくる力が足りないということを意味しています。
たとえば、頭のなかで「太郎がりんごを食べている」という情景を思い浮かべることができる(≒ 概念化)のに、それを英語の文章にすることができないという状態です。
これは、「アウトプットの経験が少ない」とか、「英語の語順を意識できていない」、「英語の文法ルールを知らない」というようなことが原因となって起きる問題です。英作文をすると、この諸々の原因を取り去ることができるから、英作文が大事なのです。
とはいえ、英作文をちゃんとやるのは難しい
というわけで、英作文って大事です。ただ、英作文って大変なので、ちゃんと実践できている人は少ないんじゃないかと思います。
僕がいつもお世話になっているもりぞーさんもツイッターでこんなふうに言っています。
英作文を実践することが難しい理由は2つあるなと思っています。
ひとつは、単純に負荷が強いトレーニングだからです。英語初心者からすると、「日本語で書きたい文章」と「英語で書ける文章」との間のレベル差がありすぎて、そのギャップに苦しみがちだと思います。しかも、毎日テーマを決めて何かを書くのってすごい大変ですよね。ぼくもnoteを毎日書くのは正直きついなって思います。ネタが尽きる・・・。
次に、適切なフィードバックを得られにくいからです。とりあえず英作文をしたけれどそのまま放置してしまうというケースが散見されるように思えます。英作文を添削するスキルは結構高度なものなので、それを上手にできる人となかなかめぐり会えない方が多いです。(※)「英作文はフィードバックがないと意味がない」と言ってもいいかもしれないくらい、フィードバックをもらうことが大切です。間違った文章を書き続けると変な癖が付いてしまったりしますからね。
※ とくに英語初心者が書いた英文の添削は難易度が高いです。英語ネイティブだから上手くできるというものでもありません。なぜなら、英語初心者は日本語で発想した日本人独特の英文を書きがちでして、日本人以外だと「あ、これは多分、こういった意図で書いているんだろうな」と察することが難しい場合が多いです。なので、日本人かつ英語ネイティブの人を見つけて、添削をしてもらう必要があると思っています。
もし、自分でそういったパートナーをみつけることが難しいなという方は、以下のリンクから弊社サービスを見てみてください。お手伝いできるとうれしいです。
まとめると
最後にちょっとまとめてみますと、「英語初心者は英作文をやりましょう。英作文は、英会話の土台を強くするからです。とはいえ実践難しいので、2つのポイントを意識して適切な学習環境を整えてください」というようなことを書いたのだと思います。
読んでいただきありがとうございます。ではではー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?