50-60代が英語を学び直すなら"記憶"を工夫しよう
こんにちは。フラミンゴの金村です。
最近、英語学習を頑張る方から、以下のようなお悩みをご相談いただきました!
とても素敵な学習動機ですね。
英語を頑張りたいヤングシニア・シニアの方は少なくありません。
同じようなご不安を抱えている方も多いでしょう。
この方は、英検2級を取得したことがあるということですので、「まずは単語や文法が大切だ」といった基本的なことは理解されていることでしょう。
ただ、年齢を重ねると、記憶のメカニズムを意識するべきだということはご存知ではないかもしれません。
記憶のメカニズムとは、「人はどのようにして物事を記憶するのか」を整理したものです。3つのステップに分けることができまして、「記銘」、「保持」、「再生」です。
・記銘:新しい知識を頭に入れること
・保持:知識を忘れないように保つこと
・再生:頭にある知識を取り出すこと
どのステップも大切なのですが、今回注目するべきは「再生」です。
年齢を重ねると、再生の力が弱まってくるので、ヤングシニア・シニアの方はこの力を強めるトレーニングをするべきなのです。
このトレーニングをしなければ、どれだけ勉強を頑張っても、覚えた知識を咄嗟のシーンで使うことができません。
「あれ? なんで思い出せなかったのだろう。せっかく勉強したのに。残念だ。」という想いをしてしまいます。こんな想いをしたくないですよね。
そこでどうすればいいのって話ですが、日々の学習のなかに「思い出すトレーニング」を取り入れるべきなのです。
そんなに難しい話ではなくてですね、例えば単語学習で考えてみましょう。
意外とシンプルですし、これならできそうと感じていただけると思います。
🙅♂️ よくある単語学習
:繰り返し音読する、昨日覚えた箇所を今日も繰り返し勉強する
🙆 出すトレーニングを取り入れた単語学習
:赤シートで隠して思い出せるかどうか試す、問題形式のアプリを使う
せっかく毎日のように頑張るなら、意味のある英語学習をしたいですよね。
とても小さな工夫に感じられるかもしれませんが、毎日の努力の質を高める長期的には大きな違いになります。是非この機会にトレーニング方法を見直してみてください!
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