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この先の景色

 6月も後半に差し掛かり徐々に寝苦しい暑さが寝室にまで主張する季節になってきた。畑作業や、事務、客人にお会いしたりと、忙しない日々の中では滅多にない

誰にも会わない一日。

人と会うのは特別で心地の良い気分になる。しかし段取り良く自分のペースで1日をオーガナイズするようなそんな日はとても気楽に感じたりするものだ。やはり職人気質なのか。来週は一泊で地方へ出張に行くことに。自分の事業のプレゼンをして欲しいと依頼があった。

あるイベントのプレゼンターとして ー

今年度より、人前へ出て話を聞いてもらう機会が増えたような気がする。しかしプレゼンとなると、どこかかしこまった表現や話し方が苦手な自分は少し緊張したりしてしまう。これをする意味はあるのか?なんて有象無象に考えを巡らせていると、思うところがあった。

あらゆる状況下で、特にビジネスシーンにおいては「人に何かを伝える」然り「伝えた上で賛同してもらう」や「更に行動を促す」ことで広がる未来が、まだ見ぬ景色があるのかもしれない。

工房の近所「彩り」


もしもそうなら見てみたい。ー

しかしそれには先ず、「伝える」がなければ始まらない。そう思うと、近頃増えてきているいわゆる「人前に出て話を聞いてもらう機会」この場数を踏めることは有意義なようにも感じる。更にプレゼン資料見たいなものを作成している時間は聴衆に伝えるために作成しているはずなのに、わずかながらに「一人の時間」を感じる。

自分と向きあうような心持ちで作業ができる。

柳行李を編む時間に似ている。のかもしれない ー



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