「偽物」理系大学生の文学的思考 2024.04.10

今日は履修登録を少し進めました。細かい部分は明日友達が出来次第進めたい。明日、友人を作る。絶対に作る。友人いや、知人を。

今日はずっとアニメ偽物語を鑑賞してました。自分は恥ずかしながら物語シリーズ好きを自称していながら、アニメを見たことがありません。ついでにハリーポッターシリーズも好きなのに小説を何度も周回するかわりに、映画版を見たことがありません。理由はいくつかありますが、ひとつは映像媒体を鑑賞するハードルが高かったこと(家にDVDプレイヤーはあったが中学生でDVDを借りるのは難しかったのです)。ほかには、自身の生活スタイル的に紙媒体のほうが便利だったというのがあげられます。
そして現在、アマプラでぼちぼち化物語から鑑賞しているというわけです。しかしこれもまたハードルが高く、親が契約してスマートテレビに内蔵されたアマプラで見ているためリビングで見る必要が発生します。しかし母は専業主婦、兄弟や父も帰りが早いため見られる時間がとても少ないのです。家族の前でスパイファミリーを見るのと物語シリーズを見るのとでは全く意味合いが違います。まだ偽までしか見てませんがやはり、映像化するとえぐい作品ですね。褒めてます。

偽物語はシリーズ内でも自分的に結構上位にくる作品です。貝木泥舟が好きというのもありますが、各ヒロインのキャラが化で浸透したおかげで、会話劇がとても生き生きとして見ていて退屈しません。そして暦と火憐の正義の話、貝木泥舟や影縫余弦による本物偽物論。こういった問答に自分は惚れたのです。これを執筆している時点で最新作にあたる戦物語までを読む限り、少年少女たちの諸問題はおおむね決着を迎えているのに対し、オカルト研究会の謎は巻を追うごとに深まっていると感じます。それも影響してか、彼らのパーソナリティが分かったうえで見ると、貝木泥舟、影縫余弦、斧々木余接の登場が趣深く感じ、かついまだ残る謎や不自然さを感じました。たとえば、貝木泥舟が戦場ヶ原ひたぎとの去り際にあの情報を教えたということが、なにを示唆するのかなどに今回、改めて気づきました(教えた情報自体ではなくあの情報を教えたことそのものに意味があったと自分は考えています)。
モンスターシーズン、ファミリーシーズンアニメ化が発表されたときはうれしいとかじゃなく笑っちゃいました。爆笑です。撫物語とかどうすんだよ。西尾先生はもうアニメ化されないと思って好き勝手書いてた可能性、結構あると思っているのでまじで笑います。

長くなりましたが物語シリーズは最高ということです。アニメも楽しみにしています。ちなみに好きなシリーズ内作品は恋物語。また、どの登場人物も好きですが特に好きなのは八九寺真宵と貝木泥舟です。八九寺の天真爛漫なかわいさと見た目不相応年齢相応な落ち着いた精神力、貝木の人間臭さと不気味さのアンバランスな部分が好きです。

あと今日ひとつあったいいことは鎧坂さんがひさびさにnoteとTwitterを更新したことです。自分も今度好きなキャラで打線組もうかな。


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