なんて。作詞:willl。
ハードワークの帰り道
テイクアウトしたコーヒーを飲もうとして
誰かに零してしまった
僕なら全然濡れて良かったのに
すいませんと
まだ何も知らない君のカーディガンは藍色で
ふと静まり一息ついてから深煎りですねって
笑われたのが始まりだったんだっけ
積み上げたものが崩れていく世界で
苦しんだだけで持たなくなるこの界隈で
明日からは重たい空気が軽くなる様な
気恥ずかしい出会いを
受け容れていいのかな
恥ずかしいな
情けないな
なんて
なんて君は思うのかな
ハードワークの帰り道
低空気味だった彼女の散歩は
密かに楽しめてしまった
僕とか誰とか気にしてなかったけれど
すいませんと
まだ何も知らないのにさ
ガーディアンに見えてて
夕と相まりぶつかり合うならこの人かなって
思われたのが始まりだったんだっけ
積み上げたものが崩れていく世間で
苦しんだだけで泣きたくなるこの生活で
明日からはため息したいが欠伸になる様な
気恥ずかしい出会いを
受け容れていいのかな
恥ずかしいな
なんて
なんて思い出せるのかな
なんて なんて
なんて なんて
改札口を出れば
もう会えないね
夏に追われてみれば
もう会えないね
そんな二人は
ちゃっかりQRコードを読み合って
すっかり雨も上がり
なんて なんてを繰り返していく様
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