小学生の腰痛
先日、小学6年生の息子が部活を頑張りすぎて「腰椎の疲労骨折」と診断された。
部活はバスケ部。
同学年の子達は小学4年生から始めている子が多いのだが、息子くんは5年生から始めたので他の子に追い付きたい一心で頑張っていたのだが、頑張り過ぎが災いした。
8月中旬頃から「腰が痛い」と訴えるので、近くの有名な病院で診察してもらったものの「子供にはよくあること。運動のしすぎで筋肉を痛めただけ。湿布はって様子を見て」と言う内容だった。
有名な病院だし、痛んだり痛まなかったりを繰り返していたので、その先生の診断を信じ、整骨院に通って痛みをやわらげながら部活を続けた。
8月上旬に診断を受け、9月末になっても一向に治る気配がないので、いよいよおかしいとなり、バスケに詳しい知り合いに相談したところ、とても信頼しているという整形外科医を紹介してくれた。
この整形外科にかかったところ、すぐにMRIとCTスキャンをし、腰椎の疲労骨折を発見してくれた。
腰椎の疲労骨折は、腰椎分離症とも言われ、特に部活などでスポーツを行っている10歳から14歳によくみられる症状のようだ。
最初に診てもらった病院が有名なところだったので診断を信じてしまった。整骨院でも「運動ができるなら腰椎分離症は疑わない」という方針だったらしく「部活は続けてよい」と言われていた。
息子は小学校最後の大会に向け、ベストメンバーになるべく、人並外れた努力をしていたのに出場はおろか日々の部活も断念せざるをえない状況になってしまった。
子供が痛みを訴えたら、何か起きているので、医者の判断ではなく子供の訴えを信じること。これが今回の学びだ。
信頼できる整形外科にも出会えた。治る見込みもある。キチンと治療とリハビリをして、また精一杯バスケを楽しめる日を夢みて。