新刊『「BIツール」活用超入門』が発売されました
みなさまこんにちは。ウィルです。
この度、新刊『「BIツール」活用超入門 Google Data Portalではじめるデータ集計・分析・可視化』を秀和システムさんから出すことになりました。発売日は、11月23日に発売されました!
本の概要
この本はGoogleのアカウントがあれば無料で使えるBIツールData Portalを用いてデータ集計・分析・可視化の基本を学ぶ入門書です。
特徴は書籍のガイドに沿って操作するハンズオンと現役データアナリストの知見をまとめたデータ可視化周りを取り巻く情報の体系化です。
ハンズオンのこだわり
初めて扱うツールはどこにどのボタンがあるのかなど慣れるのに時間がかかります。BIツールに興味があっても操作のストレスから挫折してしまうかたも多いと思い、基礎の操作方法と厳選した現場で使える分析可視化手法を収録しました。
特に2-6章以降の分析手法は現場ですぐ使えることを意識してスプレッドシートとData Portalを行き来してクイックに結果を見て意思決定に使えるようにすることを工夫してあります!
BIツールの知識の体系化
最近TableauやPowerBIの書籍が増えてきており、日本においてBIツールの活用も進化を続けていると思います!しかし、BIツール全体をテーマにした書籍は平井明夫さんの名著「BIシステム構築実践入門」2005年以来なくクラウド化~セルフサービスBI以降の体系をまとめたいと思っておりました。
私たちはBIツール研究所というコミュニティを運営しており、BIツールの情報を体系化し、多くの人がツールの悩みから解放されて、BIツールを用いて意思決定の最大化できるように支援したいと思い活動をしております。
書籍にした背景はネット上での発信じゃ届かない、地元の一人情シスの方やフラッと書籍に立ち寄って勉強熱心な初学者の方に方々にも情報を届けたいという思いがありました。
書籍誕生秘話
書籍化の構想は2年以上前から著者の近藤さんと練っていました。書籍を執筆したことはなかったので、直接出版社にお話したり色々な活動をしておりました。そんな中Tableauユーザー会の幹事も務める清水 隆介さんから秀和システムさんをご紹介していただきまして、書籍を出版することができました。清水さんありがとうございます!
書籍制作の流れ
書籍のコンセプト決めや企画は3回ほど大きなブラッシュアップを重ねました。編集の岡部 弘晃さんはいつも落ち着いていて私たちをまとめてくださりました。
元々は共著で章を分担して書こうとしていたのですが、書籍の一貫性やニュアンスの違いなどもあり苦戦しまして、近藤 慧さんが著者、私が監修者という役割分担で書籍を作ることに決めました!
結果的に近藤さんの過去の経験やエッセンスを制限なく書籍に落とし込むことができて役割分担してよかったと思います!
私はこの書籍をいろんなバックボーンがある人にわかりやすく伝えるカスタマーサクセス兼広報PRという意識を持って誕生したこの書籍を大きく育てていくところにも責任を持ってこれからPR活動をしていく予定です!
次は一人で執筆もしたいし、近藤さんとこの役割分担で出版したい書籍もあるので出版社の方ご連絡ください〜!
予約
私たちの友人のおかげでamazonの新着本ランキングで1位も獲得できました。ありがとうございます!!
noteドリーム
私が書籍や登壇などの個人活動ができているのは無名時代にnoteの記事を書いていたからだと思っております。
LookerというBIツールが日本上陸してまもない時にLookerの記事を書いたり、要件ヒアリングの記事を書いたりしていたおかげで多くの機会をいただきました。その延長線上に清水さんや近藤さんとの出会いがありました。
2019年はnoteをやっている人も少なかったのでフォロワーも2700人くらいになって仕事にも良い影響を与えてくれています。
今記事を書くか迷っている人がいるのであれば私は絶対に書いた方がいい良いとお伝えしたいです。
今後の活動
まずはYoutubeでハンズオンのやってみた動画をリリース予定です。
Data PortalはGoogleの製品で画面UIの変更や仕様変更も多いです。
さらに、初めてアカウントを作った時のポップアップなどもあるため本当に初学者の人は書籍を見ても操作が理解できない可能性が残っています。その部分を私が動画で解説しながらレクチャーすることがハンズオンの内容理解を深めていただきたければと思います!
その他にも動画講座やデータ系メディアとのコラボも予定されております。
輪読会
みなさまがデータの民主化を推進したりBIツールの開発者の方の場合、ぜひ社内で別部署の利用者の方を交えて輪読会をしてみませんか?
データ活用を始めるのにBIツールは簡単で持ってこいなので、この書籍を通してデータ活用をスキルに加える人が増えると嬉しいです!
輪読会を会社で開催いただきましたら、輪読会の最終日などに私たちBIツール研究所のメンバーも参加して書籍に関する質問を受けたり、現場での活用課題や悩みなどをお答えします!
すでに何社かのBIツール推進者の方のお悩み相談を受けておりますので、お気軽にDMなどください!
連絡先:bitoollabo@gmail.com
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Amazonで発売中です!
出版社のみなさま
BIツール研究所としてまだまだ書籍にしたい内容がありますし、(第三世代BI、可視化の研究など)データ組織の立ち上げ方 SaaSなどのテーマでも書籍化の計画がありますので、話を聞いてあげても良いよという方がいらっしゃいましたらご連絡くださいー!