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CFOのIR:日頃から投資家とのコミュニケーションをすることで資金調達の手応えを得る

今年は特に金融市場自体が荒れているタイミングです。
上場企業ですと、
日頃の株価や株価に紐付く金融市場などのニュースフローには敏感になるところです。

しかしスタートアップであると、
目の前にある業務の課題や組織の課題に追われてしまい、
資金調達をするタイミングで始めて投資家周りを実施することになります。


結論から言うと、投資家周りをするのが遅すぎます。
投資家周りは常日頃から継続的に実施し、
資金調達時に多めに時間を割くくらいで考えていないと
事業自体の進捗は確かにあったり、
売上が伸びていても企業サイドが考えるバリュエーションや投資家に
適切にあたれてないことになります。



時にSeed期はまだ事業自体が立ち上がっていないから。。。
などと気が引けてしまい投資家周りを遠慮がちに考えてしまいます。

Seed期こそ投資家をまわって、自分のやりたい事業と、
どの点まで持って行けるなら投資タイミングかをしっかり見極めたり、
投資家と確認したりすることが大事なのです。


例えば、
企業サイドが考えるKPIが投資家にとって意味がないもの、逆も然りです。
企業が大事にしているKPIが投資家側に響かない、この場合に時間を要するので早めから投資家周りが必要になります。


極端なことを言えば、企業サイドのことを100%理解しているわけではありません。
一般的に必要なKPIをベースに語ってきます。
その場合に一般的に正しくない、見ないKPIが大事であることは時間を置きつつ、実際必要なんだと言うことを3ヶ月、半年と見てもらって判断してもらうのが1番納得感が高いのです。

半年なんて時間が、いざ資金調達をしようとするときに時間があることは
少ないはずです。
ですから、日頃から投資家とのコミュニケーションをしつつ、事業展開をしていくことが大事になります。

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