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盛夫の朝の備忘録#231


おはようございます😊

二見さんが昨日の朝、旅立った。

「ありがとうございました。」

それを伝えに如庵に向かい、遺体となった二見さんに向かいあった。

「積極的に死に向かう」
何度も何度も何度も繰り返して、二見さんの死生観を考えてきた。

それこそ、私の中で二見さんの「死」を繰り返して考えてきた。

答えなどでない。

ただ二見さんの遺体を目の前にして、感謝の氣持ちしか湧かない。

「ありがとうございました」
ただそれだけ。
それだけで充分な感じもするし、物足りない感じもする。

なんやかんやぐちゃぐちゃになるかと思っていたら、案外落ち着いているし、落ち着いていない。

ぐちゃぐちゃに慣れたような感じがする。

如庵で一夜を過ごして、ハンモックで揺られながら寝て、不思議な夢を見た。

ただ言語化は出来ないほどぐちゃぐちゃで不思議な夢だった。

世間一般の常識などなく、二見さんの生前の思いを汲み取りお別れ会の宴がなんとなく、ぐちゃぐちゃに始まり、歌を歌い、食事をして、酒を飲んだ。

楽しい夜を皆んなと過ごして、二見さんの旅立ちを受け入れる。

人間の體は、呼吸が止まり、鼓動が止まっても、聴覚は最後まで生きてると聞いたことがある。

昨夜の宴も二見さんは、聴いていることだと思っています。

二見さんにお別れを伝えに沢山の人達が如庵を訪れて、色々と話した。

良い宴だった。
永遠に続くかと思っていた宴も夜が明けると静かに寝息に包まれている。

朝を迎えて、こうして備忘録を書きながな何度も指が止まる。

曇り空の朝。
如庵の縁側で、涼しい風が優しく吹いている。
風鈴が時折音を奏でる。

またぐちゃぐちゃになる。

「ありがとうございました二見さん」

如庵の縁側で、ゆっくり丁寧に丁寧に、生きている二見さんとの別れを受け入れています。

朝が来た。
また日常が始まる。
私の生きている日常が始まる。

地図を創ろう。
皆んなが繋がる地図を創ろう。
皆んなと繋がる地図を創ろう。
宴が始まる地図を創ろう。
何処かで誰かが繋がる地図を創ろう。

私の日常が始まる。
地図を創る日常が始まる。

ありがとう二見さん、私は地図を創ることから始めます。

風が涼しいな。

顔が晴れやかになるように行動します😊
#顔晴ろう 😊

#最後まで読んで頂きありがとうございました 😊

#皆さんに感謝します 😊

#日日是好日 😊
#盛夫の朝の備忘録
#如庵の縁側より 😊

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