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終活日記ーAug 25, 2024 The Serpent Queen

The Serpent Queenのシリーズ2が始まり、飛行機に乗った時に観ようと思ってたが、ネトフリのEmily in Parisがすぐビンジして見終わったので思わずStarzを一ヶ月購入。またビンジしてしまった。

これはキャサリン ザ メディチの話。かなり脚色されてる部分もあるが歴史に沿った部分もある。キャサリン ザ メディチはフランス国王ヘンリー2世の妻として迎えられたがかなり苦労して子供10人を生み、そのうち7人を育てる。うち4人の息子(確か3人ともフランス王)の後見者として権力者となる。その実話を少し曲色したTVシリーズ。主役(キャサリン役)のサマンサ モートンがハマり役。

実は此処に出てくる1st Duke of Montmorency の直系の家族が建てた城(元々の城も微かに残ってる)に今年は行ったので、このシリーズは尚更面白い。19世紀に付け加えられたアートギャラリーにはこのキャサリンの家族のポートレイトが沢山ある。画家はClouet(父ジャン、息子フランシス).Clouetの繊細なポートレートはメアリー ザ スコットにも見れる。ホルバイン(英国のポートレート画家、出身はオランダと思う)と違ったポートレート画家。キャサリン一家の子供達は何処となく似ている。さすがDNA。

此処に訪れたのは偶然だった。ミュージアムパスが使える理由と、ラファエルの「Three graces」が観れるから行った。後で行く前に調べるとMontmorency の場所と知って嬉しくなった。彼のポートレートも残っている。イケメンであるが気難しい様子が伺える。

キャサリンの時代はちょうどイギリスのチューダー朝に重なり、キャサリンの家はHouse of Valoisであり、カソリックのGuise家 とプロテスタントのBourbon家 (あのボルボン家)で中立にたち宗教戦争になっていく。チューダーもエリザベス1世の前はカソリックかプロテスタント(イギリス国教)で行ったり来たりだった。

何れにせよ、いつの時代になっても意見の違いで戦争になり血みどろの世界になるのは今も変わっていない。2024年になってまだ戦争が(ロシアとユクレイン、イスラエルとパレスチナ)あるのは人間は欲で出来た馬鹿としか言いようがない。

キャサリンはなんとか中立にいようとするが全然うまくいかない。陰謀と策略で「Trust no one 」の世界なのだ。今の時代にも言える。今週の金曜日でエプソード8がリリースされる。そして2年ほど待たないとシリーズ3は出てこない。ないかもしれない。

今日の晩飯: bread crumbs チキン、ソテーされた野菜
今日の写真: Clouetのdrawing (キャサリンの娘、マーゴット)



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