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Proxmox アップグレード(8.2→8.3)

先日、ProxmoxをインストールしたUSBメモリが壊れた。どうにもLinux系をUSBにOSをインストールして使うと破損することが多い気がする。仕方ないので余ってたSSDにProxmoxを再インストールしてHAクラスタのゴミを削除後に組み込みなおした。
そこまでは、想定通り?に再構築が終わったのだがVMを起動させようとするとエラーになる。色々確認するとHA登録してた情報が邪魔をしていたらしい。とりあえず、VMのHA設定を解除したら無事に起動できたのだが・・・復旧したProxmoxにマイグレートが失敗する。
うむむ、すべてのProxmoxはアップデートをかけて最新化しているハズなんだけどなぁ。エラーの内容としては復旧させたProxmoxが古いと言うのだ。。。意味わからん。
そこでふと思い出す、そういやバージョンって・・・確認するとやはり違った(笑) クラスタ内のProxmoxは8.3にしていたが復旧させた方は8.2である。よし!アップデートじゃなくてアップグレードしよう!

だらだらと導入部を書いたがここから8.3にアップグレードする流れである。が・・・普通にやったのでは面白くないどうせ?なので乱暴なやりかたでうまく行くのか確認してみる。本来だと環境のバックアップだのあるのだが再構築したばかりなので怖いものはないwww壊れてもやり直すだけ♪
エイヤーっと進める。

  • 乱暴①まずは、リポジトリを更新する。

echo "deb http://download.proxmox.com/debian/pve bookworm pve-no-subscription" > /etc/apt/sources.list.d/pve-no-subscription.list
apt update

これでアップデートを見に行けば更新ファイルがズラズラでてきているはずだ。

  • 乱暴②VMがのっかったままアップグレードを実行する

・・・ あれ?VMは移動することもなく動き続けている。
・・・ あれ?アップグレード終わった(笑)
    再起動もないのか・・・マジ?
    さすがに気持ち悪いので再起動をかける(笑)

復旧させたProxmox側で最新の仮想ハードウェアが使えるようになった。これで今回の対応は完了である。アップデートがないのにバージョン問題が出たときはメジャーバージョンを疑うと良いかもしれない。

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