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生物多様性保全と人間活動が両立する世界の実現 ー Wildlife Venturesの挑戦
はじめまして!ケニアで生物多様性保全と人間活動の両立を目指して活動している、Wildlife Venturesです!
本記事では、私たちのアフリカ・ケニアでの取り組みや、そこに込めた思い等を詳しくご紹介します!
① Wildlife Venturesのビジョン
私達Wildlife Venturesは、アフリカのケニアを活動地に、「生物多様性保全と人間活動が両立する世界」をビジョンに掲げ、野生動物と地域住民が共生できる環境を構築することを目指しています!
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非営利企業ではなく、営利企業として地域経済と両立した持続可能な取り組みを広げ、これまでにない新しい共生の仕組みを作りたい、というのが僕らの思いです!
② メンバー紹介
Wildlife Venturesは、日本人2名、ケニア人1名の3名が中心となって事業を進めています。
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米田と赤石はそれぞれ、大学・大学院で集団遺伝学や生態学、環境社会学など、野生動物との共生に関わる学問を納めたり、実際にアフリカを訪れたりした後、本事業を着想するに至りました。
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ジョセフはケニアを訪問中だった米田と2022年にたまたま現地で会い、意気投合した現地出身のマサイ。ゾウによる農業被害の当事者でもあります。
私たちは、それぞれの専門分野・強みを活かしながら、マサイマラでの事業を進めています!
③活動地:マサイマラの紹介
マサイマラは、野生動物と人間の共生を目指す最前線ともいえる地域です。広大なサバンナに位置し、ライオン、ゾウ、チーターなどの多くの野生動物が生息し、毎年国内外から多くの観光客が訪れます。
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一方で、農業や牧畜を営む人々の生活圏と隣接しており、共生の在り方が問われる地域でもあります。
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④ 野生動物と人間の軋轢とは?
世界各地で、農業や都市開発が進むにつれ、動物たちの生息地は狭まり、人間の生活圏と重なることが増えました。その結果、農作物が食害を受けたり、家畜が襲われることが頻発し、人々の生活に大きな影響を与えています。
この軋轢が続くことで、地域住民の野生動物に対する敵対意識が高まり、結果として違法な駆除や密猟が発生する要因の一つとなっています。
それが、野生動物と人間の軋轢です。
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その中でも、人とゾウの軋轢(HEC: Human-Elephant Conflict)は、世界中で発生している深刻な問題の一つです。
ゾウの群れが住民の暮らすエリアを通過し、住民が声をあげ、棒を振って追い払おうとする——。これは、マサイマラを含むアフリカ各地で日常的に見られる光景です。
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特に、農業に依存する地域住民にとって、ゾウによる農作物の被害は死活問題です。一晩で畑が荒らされ、数ヶ月かけて育てた作物が失われることもあります。さらに、ゾウと遭遇した住民が怪我をしたり、時には死亡するケースも発生しています。
この結果、ゾウへの敵意が高まり、報復として違法なハンティングや毒殺が行われることもあります。HECは、密猟に次ぐゾウの個体数減少の大きな要因となっています。
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⑥ 養蜂事業とその役割
Wildlife Venturesでは、このHECを解決する手段として、養蜂箱フェンスを活用しています。
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何故ゾウの被害に養蜂?と思われるかもしれません。実はゾウは本能的に、ハチを怖がることが知られているのです!
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弊社ではそのゾウの習性に着目し、農業被害が発生しているマサイマラの保護区周辺に養蜂箱を設置、地域住民と共にゾウと人間の軋轢解決に向けて事業を進めています。
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養蜂箱フェンスから収穫されたハチミツは、数ヶ月以内を目処に、日本国内でEC販売を開始する予定です!
これにより、社会課題解決だけでなく、持続可能なビジネスモデルを確立することも目指していきます!
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⑦ サバンナツアーに関して
そして現在、僕達が養蜂箱フェンスを導入している場所であるケニアのマサイマラを舞台に、サバンナツアーを実施しています!
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✅ 大自然を満喫できるサファリ体験
✅ 伝統文化を学ぶローカル体験
✅ 現地の保全活動のリアルを知るチャンス
単なるサファリ・観光ではなく、僕達のバックグラウンドを活かした、環境教育と体験型学習を融合させたようなツアーを提供しています!
おかげさまで、多くのお申し込みをいただいており、2月・3月の枠はほぼ埋まっています!参加人数に応じた割引も適用されますので、お得に参加するなら今が狙い目です!
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「どんな体験ができるの?」「費用はどれくらい?」といった疑問がある方のために、無料オンライン相談も受付中です!
興味のある方は、無料相談申し込みフォームやツアー詳細資料を是非チェックしてみてください!
ツアー詳細資料👇️
https://drive.google.com/file/d/1qX7Dqf_qKksp1F4ngXYSLlbECNHj6YUn/view?usp=drive_link
無料相談申込👇️
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⑧ 持続可能な未来へ
Wildlife Venturesは、マサイマラを拠点に、生物多様性保全と人間活動の両立を目指した取り組み実現を目指しています。
私たちの活動に共感し、共に未来を作っていきたい方は、ぜひSNS等をフォローいただけたら嬉しいです!
自然と共生しながら、人間の暮らしも豊かにする。そんな挑戦を、これからも続けていきます!
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