アイドルと曲に感じる儚さ

いよいよ秋が始まりつつある中、毎年感じるのが秋と春の短さ。
空気の香りや風の柔らかさなどあっという間に暑くなり寒くもなるこの一瞬にも似たような雰囲気が好きです。

紅葉や桜も綺麗な姿を見せるのはほんの一瞬。
気づけば色も変わり散っていくのは寂しく儚いもの。

最近、アイドルにも似たようなものを感じ始めました。
きっかけは何気なくユニゾンエアーで実装された「二人セゾン」をプレイしていた時。
久々にこの曲をやってみて歌詞やメロディーがスゴい切なく感じて。

理佐さんの卒業コンサートの映像だったからかもしれません。
1期生のみのパフォーマンスで現時点で3人しかいないからかもしれません。
そして年内には1人になるからかもしれません。

幾度も幾度も季節を重ねアイドルとして花開きいつかは散っていく。
そして曲もまた違う人達で違う景色を描く。
こうやって皆で育てた曲は歴史として引き継がれるんだろうなと。

どの曲にも歌い継がれる上でのストーリーはあると思いますが個人的には切なく儚く感じさせられる曲には弱いです。

欅坂時代から応援してきた人達はこの曲達を今後3期や未来の後輩達だけでやる事にどんな気持ちを抱くんだろう。

勿論今後も櫻坂が続く中で誰かが真ん中に立って欅坂の曲もやっていくんでしょうが簡単に手を出せない思い出なんだろうなと。
メンバーにとってもファンにとっても。

日向坂にもそう思わせる曲はあるのかな。
ありました。

「永遠の白線」

ひなた坂ライブでの高本さんの卒業セレモニーでこの曲をメンバー全員でやってるのを観てウルッときてました。

この曲もどんどん人が少なくなっていく中で高本さんの最後の舞台で長い長い白線を描けたんだろうなと。

高本さんのブログにも書いてあった言葉の「永遠の白線があるんだよ」が今改めてそう書く気持ちがわかる気がしました。

自分はまだ半年くらいの新参者ですがエンタメという世界を通して見る景色はアイドルだろうがなんだろうが変わりません。

もう戻ってこない時間
もう同じ花は咲かない

出会うのが遅かった。
後悔もあるかもしれません。

だから今を大事にするんだろうなと。

2回目のひらがなライブまであと1週間
推しは誰もいない。
けど、個人的に頑張ってほしい子はいる。

その子を、ひなた坂を通してどんな景色を見るんだろう。

一瞬かもしれないその日をしっかり焼き付けたいと思います

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