お腹だけでなくこころを満たすごはん
先日の投稿でモーニングを提供したいと思った流れはお伝えしましたが
今回は、また違った切り口で食に関してのお話をお伝えしようと思います。
いつから感じるようになったのかは記憶にないのですが、いろいろなお店へ食べにいくようになってからエネルギーという捉え方をするようになったんですよね。
あー、思い出してきた!
私がフォカッチャをよく作っていたことがあったのですが、うちでパーティーをした時に他の方がフォカッチャを作ってきてくれてて、ほぼ同じ材料なのになんか違うという違いを感じたことがありました。
美味しいとか美味しくないとかではなく、違うという感覚
いろんなお店に行くようになって、よくどこが一番美味しい?!とか聞かれることも増えていたのですが、一番とかってなくて、その時の気分によって誰のご飯が食べたいなぁ〜という選び方を気付いたらするようになっていたんですよね。
さらに、誰が作るか?だけではなく、使われている素材をどんなところで、どんな人が、どんな思いで育てているのか?というところまで興味が行くようになって、食に対する意識が変化していったのです。
よく行っていたお店何ヶ所かで、ん?なんか塩が強すぎるぞ!と感じたことがあったので、正直に伝えていました。
そんな時って、やっぱりお店が忙しかったりしてて、料理作る人は自分自身のメンテナンスが重要だよなぁ〜と
でね、常に安定しているお店の人は遊びも楽しんでるという様子も見えるようになってきてたんですよ。
そんな視点を持つようになってからは、その時の自分の状態で今日はあのお店(シェフ)のお料理が食べたいと自分にとって必要なエネルギーをいただきに行くようになりました。
同じレシピで作ったところで同じ味にはならないというのは、こういうことだからなのです。
いろいろと手作りをするようになったばかりの頃、私が作ったお味噌で味噌汁を出したら「なんか入れたでしょ???」と整体師の友人から言われたことがあって、「あっ、やっぱり感じた???」というような会話がいつからか当たり前になるようになりました(笑)。
そんな捉え方をするようになってからは、はじめてのお店もエネルギーを読むようになって、魔法使い(や錬金術師)を見つけるのも得意になったのです。
あとね、私自身の体験としては苦手なものが大丈夫になったという体験もありました。
もちろんその苦手なものには何か過去の体験が紐づいていたりもするのですが、1つは牛肉
食生活を変えるようになってはじめの頃はお肉や乳製品を取らなくしていたのですが、豚と鶏は食べるようになったものの牛肉はほとんど食べなくなっていて
ある集まりで、ローストビーフがあって以前の私なら手をつけなかったのに、なぜかそのときはそのローストビーフが気になって食べてみると
ん?!これは錬金術師が作った???
もちろんその時は、そのローストビーフを誰が作ったのかはわからなかったのですが、その食材のでどこは知っていたので、そう感じたんですよね。
そのあとにはね、ワインを扱う仕事をしていたのですがお酒が苦手だったのにワイナリーへお手伝いへ行かせていただく機会があり、それ以来飲めないのにワインを売るようになって、接客が楽しくなり気付いたら詳しくなって
ワイン飲めるようになりたいなぁ〜と思うようになったんですよね。
そんなことを感じていた時に、料理を作ってもらったことがあって、そのお料理に合わせてワイン飲みたい!と思ったので、飲んでみたら
あれ?頭も痛くならないし、心臓もバクバクしなくて、素直に美味しい!と飲めたんですよ。
なんでだろう???とすごく不思議だったのですが、その数日後
ふと子供の頃の映像が浮上してきたのです。
子供の頃よくパパに飲み屋さんに連れ回されていたのですが、酔った大人たちにからかわれていて、嫌な思いをしていたことを思い出して
だからかー、お酒がダメなわけではなく
お酒を飲む人たち、お酒を飲む場に対しての嫌な記憶が紐づいていたことに気付いたのです。
もちろんこの料理を作ってくれた人はそんなこと意図してたわけではないけど、私にとって気づきを与えるお料理を作ってくれてたんですよね。
この時も、魔法使いだぁ〜と感じました(笑)。
ちょっと、深すぎる話になってしまいましたが
少し前に知り合いのお店にいた時に、いらしていたお客さまが帰り際に「すごく気持ちのこもったお料理で感動しました」と涙してる方がいて、魂が反応してるんだなぁ〜と思ってみていたことがありました。
というわけで
このように感じていただける
お腹を満たすだけではなくこころも満たすお料理をご提供できればなぁ〜と思っております。
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