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シーリングライトのLEDへの買い替えで重視すること(その2)

みなさんこんにちは、すぎっちです。

ちょっと前にこんな記事を書いた。今回はこの続きのLED照明のお話です。

前回の記事では、照明の基本特性の明るさ(ルクス)だけでなく、色(色温度)も重要だと書いた。
購入に際しては、電気屋さんで見てもカタログしっかり読んでも、実際に自宅に取り付けてみると、「思ったより明るい、思ったより青っぽい」なんて事はよくあるので、予算があるなら明るさ可変、色も可変できるものを買っておくと後悔が少ない。予算をかけたく無いならよく調べて適切なものを買おうね。
でも、気を付けるのは色(色温度)、明るさ(ルクス)だけじゃない。
今回はその続きのさらに知っておくと良い点を太字で書くよ。

照明自体を見る(照明が視野に入る)事が多いならば、なるべくサイズの大きいものを選ぶと良い。(寝室は上を向いて寝るので、重要ですよ。天井の低いマンションなども照明が目線に入りやすいです。)そういう場合は「6畳用」とかの記載で選ばずに、使う部屋よりも大きいサイズの外形の照明を買って、調光して暗め設定で使うのが良い。LEDの発光部がみえる物はやめて、全体が均一にやさしく光るムラの無いものを選ぶのが良い。

LEDはその光が目に刺激的なんです。蛍光灯にくらべて「チカっと」眩しい光なんです。なぜLEDは目に刺激的なのか?その理由の一つは「蛍光灯が面で発光するのに対して、LEDは点で発光するから」です。同じ大きさの部屋を照らす同じ光量でも、LEDは発光部が1点に集中しているので、その発光部が明るいのです。

参考までに構造は、、、
蛍光灯は透明なガラス管の内側に、白い蛍光体が塗られています。その蛍光体に電子がぶつかると、光を発生します。ガラスの内面に均一に広く蛍光体が塗られているので、蛍光灯の全面で光ります。

一方LEDはトランジスタなどと同じ電子部品です。数mmのサイズの素子に電流を流すと光ります。蛍光灯よりも効率が良いので、小さい素子でも蛍光灯と同じくらいの光出力があります。

蛍光灯の場合は面全体で光る
LEDは同じ部屋を照らす出力でも、1点で発光するから
光源を見ると眩しい。


そういえば、自動車のライトが最近ハロゲンランプからLEDに変わってきましたが、対向車から「眩しい」という意見が増えていますよね。この意見を受けて、国交省は車のライトがなるべく上を照らさないような機能を義務付けました。


これは明るいから眩しい。のもありますが、光源が点光源に近いから眩しいのも原因です。ランプの時代は、丸型とか、角型とか、ヘッドランプの形と大きさはJISで決まっていた。あのサイズが必要だった。
現代はLEDになった事で、発光点のサイズは小さくても十分な光量を得られるようになったから、小型化して空力性能も良くなり見栄えの良いデザインになるので、どんどんヘッドランプは小型、薄型のデザインになっていますね。

LED化でデザインの自由度が増えて
個性的でかっこよいデザインの車が増えました

さて、話をシーリングライトに戻します。
LEDのシーリングライトも技術的には発光面積が小さくても済むので、小型化できる。=輸送費が安く済むメリットがあり、通販で安く売っているものは、小型サイズのものが多いです。
もし、寝室用のシーリングライトを購入される場合は、電気店やホームセンターなど販売店に行って大きさや光り方を自分の目で確かめてから,
やわらかい光り方の眩しくないものを購入されることをお勧めします。

LED照明については、まだ気を付けたほうが良い事があるけど、長くなったので次回以降にまた書くことにするね。 では、またね。


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