<セキュリティ・英語>従業員を責めるのではなく、解決策の一部であると感じてもらう
Googleのチームビルディングの5つのコツの記事を見たことがある人も多いかも知れません。そこに書いてあったのは、何を発言しても責められたり恥をかく心配がない心理的安全あることが、生産性の高いチームを作るために最も重要だということでした。そういったチームの中では、アイデアもどんどん出てくるし失敗も早期に発見でき、ためらうことなくお互いにチームに貢献しあえることで、最高のパフォーマンスと結果が出せるとのこと。
ちなみにこちらのセキュリティの記事にも、人々が自分の過ちを認め、そこから学ぶための安全な環境を作ることが重要とあります。
セキュリティだって、基本の考えの「ゼロトラスト(どんなセキュリティも100%完璧なものではない、と思って対策すること)」のように、抜け穴や失敗はどうしてもどこかで起こってしまうものです。
どんな過失が起こってしまったときでも、チームをフォローする必要がでてくるかもしれません。そんなときにカッコよく説得できるためのフレーズを上の記事から引用してみます。/ The phrases below are cited from the website above.
”Human error is not going away anytime soon, so we need to get past the blame game and figure out how to stop cyber bad guys.”
(ヒューマンエラーはすぐにはなくならないので、私たちは責任のなすり合いを超えて、サイバーの悪者を止める方法を考えなければなりません。)
↑責任のなすりつけ合いを、blame gameと表現していますね。
"Edmondson coined psychological safety and defines it as: "Where blame is not apportioned, but -
(エドモンドソンは心理的安全性を造語し、次のように定義しています「責任の所在を明らかにするのではなく...)
↑ Coin の意味は動詞で「新しい言葉やフレーズを作る」こと。通貨の意味だけじゃなかった。Apportionは「ad/ap (to) + portion(devide into) = 割り当てられる」。
"instead, every mistake is treated as a learning opportunity,"
(「すべてのミスを学習の機会として扱うことで、」)
↑ 仕事で失敗した全自分もなぐさめられるフレーズ(笑)
"by providing opportunities to find the systemic causes of failure and implement measures for improvement."
(「失敗の系統的な原因を見つけ、改善のための手段を実行する機会を提供し、」)
↑ 失敗は、研究と改善すると、もはや失敗ではない。
"mistakes ultimately improve performance."
(「ミスは最終的にパフォーマンスを向上させるのだ」)
↑ 自分がミスったときにコレが言えたらすべて解決。
失敗をしない対策をするより、何かが起こったときに一緒に解決策を考えていける対策をする方が、気づいたら恐れていたことも起こらないようになっていくのかも知れません。
Ciao!