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田園都市日記 in London⑤(2023/6/13)

今日はロンドン南部郊外、ラクビーの聖地Twickenhamの近くのKempton Park 競馬場へ。この地でこのシーズンはほぼ隔週開催されるアンティークフェアに来ました。6:30から8:00の間は入場料£5、その後は無料となりますが、フェアにおいては開場直後に如何に他者より早く仕入れるかが勝負となり、当然6:30を狙います。朝4:30に出発して5:30には現地到着もすでに7名行列あり。その後開場までには行列は50人以上に(最後尾は見えないのでよくわからず)。並んでいる間にスタッフが入場料を現金で回収し、リボンを手首に巻きます。

いよいよ開場ですが、行列の中のアジア系軍団が会場後、すぐに屋内販売所へダッシュ、何を狙っているかよくわからないので私も後を追いました。噂としては中国系のバイヤーが昔中国から輸出された古い磁器(チャイナ)を買い戻していると聞きますが、この方々はそうとも限りません。磁器だけでなく宝石も見ているよう。何よりも目立ったのは安価な金属製のテーブル容器(スチールやアルミ?)をゴミ袋サイズのビニール袋に一杯にして運んでいる方々…。中国で流行っているのかな???

その勢いにあっけにとられつつ、こちらはこっちの出物を物色しましたが、ミッドセンチュリー関連は不漁。それならと気に入った箱や樽を拾っていきました。珍しかったのは石炭を入れる木箱、Coal Basketですが、昔は木製だったのね。観葉植物なんかをいれるといいかんじでは…。

購入した箱が重く、駐車場との往復でかなり疲労困憊、台車欲しい…フェアは14:00までとはいうものの12:00には帰路に。

帰りにBrent Cross Shopping Centreに寄り道して、最近のUKショッピング事情をリサーチしましたが、平日午後で客の入りは若干さみしい程度かな~、物価上昇のわりには、ロンドンの比較的高価格帯の商品中心の商業施設は底堅い感触でした。安売り中心のテスコなら少し違う結果だったのかな?
個人的には英国のデパートののんびりとした雰囲気は日本の古き良きデパートをさらに濃くした味わいで大好きです。

夕食は徒歩で隣街のパブへ。フィッシュ&チップスに次ぐローカルフードといえばマッシュ&ソーセージ(なぜか呼称順番が逆)、この時期必須のガーデンで。

街の中心には必ずあるパブ
この時期天国の屋外席、隣の席の空いたグラス問題は次号にて
料理名そのまんまの一皿、英国のソーセージは肉比率低く独特

飲食は基本的に地の物が一番との思想に基づき今夜もオーダーしましたが、英国のソーセージは欧州基準では名称としてソーセージと名乗ることが認められないほどパン粉などの混ぜ物が多く独特の味わい。でも慣れた食事が最高なのはどの国も同じ、慣れるとこれで美味い。
この時期の屋外での食事にはエールより冷えたラガー!このパブは珍しく自国製ラガーのカーリングがあります!ただ、個人的な感想ですがカーリングはアサヒよりもドライで硬い…食事にはあまり合わないかな…

エール好きな英国民の作ったラガー

今回の旅、思ったほどミッドセンチュリーグッズが購入ができてないっ!
次のアンティークフェアは日曜日のAlexandra Palace。それまでしばらくはアンティークセンターを巡ります。
また、番外ではパブにおける階級社会にも触れる予定、こうご期待。

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