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これだけは気をつけて!「 投資初心者がやってはいけないこと」
コロナショックの真っ只中。
職を失ってしまったり、
お給料が下がってしまった方も多いと思います。
将来への不安感が高まっているので
「このままではヤバい!」と
投資を始めた方も多いのでは無いでしょうか。
年金や退職金もあてにならず、
銀行や保険でお金はあまり増えない現状を考えると、
投資をしない方がリスクかもしれません。
今回はそんな投資を始める上で、
「投資初心者がやってはいけないこと」を
5つご紹介します。
①生活費を使う
投資でお金を増える経験をしてしまうと
もっと増やしたいと欲が出ます。
欲を出して短期間でお金を増やそうとすれば
当然その分お金を失うリスクは高くなります。
投資の基本ですが、
最悪なくなっても大丈夫な金額(余剰資金)だけで行いましょう。
生活費に手をつけると精神衛生上にも、良いことは一つもありません。
②手数料の高い窓口で購入する
投資信託や株式投資、様々な銘柄がありますが、同じ商品でもどこから申し込むかで手数料が変わります。
一般的にはインターネット経由だと手数料が安い傾向にあります。
「自分で申し込むのは不安」
と思って銀行や証券会社の窓口で申し込むと
手数料が割高な上に、人気の無い商品を売りこまれ損することに。
商品選びはもちろん大事ですが、
どこから入るかも重要なポイントです。
③高額な受講料を払う
株式投資やFXなどは「儲けるための手法」を売りにしたスクールが数多く存在します。
もちろん経験を積んだ上で良質なスクールと判断できた場合は良いのですが、初心者はその判断ができません。
夢だけ見させられてすぐに挫折するパターンに陥りがちです。
結果20万〜30万円と損をして終わることになってしまいます。
今のご時世、無料でも有益な情報はたくさんあります。
まずは極力お金をかけずに経験値を増やしましょう。
④適正な利回りを知る
投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏の、株式投資での平均利回りは年利約20%と言われています。
一般の人では10%でも現実的ではありません。
「年利10%増えますよ」
「月利3%も夢じゃないです」
といった話があれば、まともな話ではないと気づけます。
非現実的な言葉に惑わされず、
気長に年利3%くらいを目指して取り組むことをお勧めします。
⑤金融機関以外にお金を預ける
投資につきものといえば「詐欺」。
中でも、最も多く厄介な詐欺が「ポンジスキーム」と言われる手法です。
ポンジスキームとは、
「出資してもらった資金を運用し、一定期間はきちんと配当を出すも、
安心した頃にお金を持ち逃げする」手法です。
例え犯人が捕まってもお金は戻ってきません。
そんな詐欺に合わないようにするためには
「金融機関以外にお金を預けないこと」
が一番です。
社会的に信用のある金融機関に直接お金を入れることで
そういった詐欺から身を守ることができます。
いかがでしたか?
私自身、ポンジスキームでお金を持ち逃げされたこともありますし
その類の話はよく耳にするので、
被害に合う方を少しでも減らしたいという思いです。
甘い話には耳を貸さず、無理のない範囲で始めてもらえたらと思います。
今回もお読み頂きありがとうございました。