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「8月8日」WikiBit速報まとめ

①サーティックがワールドコインの脆弱性を報告!対応済み
Web3セキュリティー企業サーティック(CertiK)が暗号通貨プロジェクトのワールドコイン(Worldcoin)のシステムの脆弱性を発見し報告していたことを8月4日に発表した。
 
サーティックによると脆弱性が発見されたのは5月29日で、オーブのオペレータの審査プロセスに脆弱性があったという。通常、オーブはワールドコインによる厳格な本人確認プロセスを通過した企業のみが取り扱えるが、今回報告された脆弱性はこのプロセスを回避でき、攻撃者は検証プロセスを通過することなくオーブを取り扱える可能性があったという。
 
なお、この脆弱性はすでに解決されており、今後はどのようにして脆弱性が発見され、解決したのかが公開される予定である。
 
②マスク氏がXに取引プラットフォームの設置計画か
ニュースサイトのセマフォー(Semafor)は8月4日、匿名筋の証言とX(旧Twitter)の内部文書を基に、イーロン・マスク氏が大手金融データプロバイダーと提携し、Xのアプリ内にトレーディングプラットフォームを構築することを計画していると報じた。
 
Xはここ最近、金融データプロバイダーに対し、財務内容やリアルタイムの株式データなどに関する提案を要請し、また、プロジェクトに投資する金額を提示するよう求めたという。
 
③MakerDAOのステーブルコインDAIが金利引き上げによって入金が急増
大手DeFi(分散型金融)MakerプロトコルのステーブルコインDAIは、金利が引き上げられたことで預け入れが急増している。
 
「Dai Savings Rate(DSR)」の仕組みによってDAIをロックすることで獲得できる金利を一時的に3.19%から最大8%に増やす提案がコミュニティ投票で承認され、8月7日から適用が開始された。「Makerburn.com」のデータによれば、8月6日時点でDSR対象の数量は3.3億DAI超だったが、本記事執筆では6.8億DAI以上まで増え、2倍超に増加している。
 
④ARKのビットコインETF可否判断の延期が濃厚
米CNBCが報じたところによれば、8月13日にARK Investment Managementが米国証券取引委員会(SEC)に申請したビットコイン現物ETFの最初の可否判断期日を迎える。
 
ただし、現在最有力とされるBlackRockをはじめ、Bitwise、VanEck、WisdomTreeを含む8企業がビットコインETFを申請しているが、過去に申請され最終的に却下されてきたビットコインETFの経緯からも、今回の申請もSECの審査判断は最終期日まで最大240日間延期される公算が高い。
 
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