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グレースケールはSECと積極的に協力し、BTC現物ETF変換間近か
ビットコインマガジン(Bitcoin Magazine)の報道によると、グレースケール(GrayScale)のCEOは現在、米国証券取引委員会(SEC)と積極的に協力し、GBTC(ビットコイン信託基金)をビットコイン(BTC)現物ETF(Exchange Traded Fund)に変換していることが分かった。
グレイスケールは昨年10月にNYSE Arca経由で米国SECにグレイスケール・ビットコイン・トラスト(コード:GBTC)をBTCの現物ETFに変換することを申請。同社CEO、マイケル・ゾンネンシェイン(Michael Sonnenshein)氏はBTC現物ETFの承認に取り組み、変換することが最優先であると発表した。
同氏はブルームバーグのインタビューで、「SECはBTC先物ETFを承認したが、現物ETFの申請については繰り返し拒否した。しかし、現物ETFの承認は時間の問題である」と述べた。グレースケールが今回の申請が拒否されたことで、SECを訴える可能性も浮上している。なお、SECが申請を承認または拒否する期限は7月6日までである。
4月1日、SECは投資家保護の欠如を理由として、信託投資会社のBTC現物ETF申請を拒否した。これまでに、WisdomTree、Krypton、Fidelity、SkyBridgeからの申請を受けているが、全て拒否している。またSECは今年2月に、グレイスケールのBTC現物ETFの申請審査期限を延長したと発表済だ。
ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence, BI)のアナリストであるジェームズセイファート氏(James Seyffart )とエリックバルチュナス氏(Eric Balchunas)は、レポートの中で、「SECが取引所向けルールを再定義するための変更案を提出したため、BTC現物ETFが承認されるのは早くて2023年初夏になるだろう」と分析した。
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