見出し画像

盗まれたNFTは160分以内に転売される!盗難を防ぐには?

2023年6月、227万ドルのNFT(Non-Fungible Token、代替不可能なトークン)が盗難された。暗号通貨セキュリティ企業ペックシールド(PeckShield)によると、盗まれたNFTは160分以内にマーケットプレイスで販売されていたという。なお、ブラーが86%、オープンシーが13.76%であったという。
 
ペックシールド(PeckShield)によると、2023年6月、227万ドル相当のNFTが盗まれ、前月(5月)の295万ドルから減少した。6月の被害額は2023年の月単位で最も少ない。なお、最も多いのは2月で1,620万ドルであった。2月の被害額は6月と比べて85%も減少した。なお、2023年上半期には約4000万ドルのNFTが盗まれている。しかし、ここ数ヶ月の傾向から、下半期は被害額が減少すると見込まれる。
 
また、盗まれたNFTは3時間以内にブラー(Blur)やオープンシー(OpenSea)などのマーケットプレイスで売却されていることもわかった。この動きから、ハッカーは盗み出したNFTをできる限り早く換金しようとしていることがわかる。なお、6月に盗まれたNFTのうち、99.7%がブラーとオープンシーで売られ、内訳はブラーが86%、オープンシーが13.76%であった。
 
TON(The Open Network)ブロックチェーン上のNFTマーケットプレイスGetgemsのAxenia Shliakhtina氏は、「NFTを最も安全に保管する方法の一つはハードウェアウォレットである。ハードウェアウォレットなら、オフラインで保管されるため、ハッキングの心配がない。多くのNFTコレクターはTonkeeperのような非保管型ウォレットや保管型ウォレットのオンラインストレージに移行している」、「長期間保有したい価値あるデジタル資産の場合、別のウォレットに保管するのが望ましい」とアドバイスした。
 
また、気を付けるのは盗難だけではない。NFTに限らず、現在、詐欺が急増している。こちらの記事で、それぞれの詐欺の手口、見分け方、対策、対処法を紹介しているので、騙されないようにぜひ読んでほしい。

免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。

WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
 
真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
 
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。

いいなと思ったら応援しよう!