ビットコインの半減期まで1年を切る!半減期後の動きを予想
ビットコインの半減期まで1年を切った。CoinWarzは、次の半減期(ブロック番号840,000)を迎えるのは日本時間2024年4月28日0時前後と計算している。
ビットコインの半減期とは?
半減期とはビットコインのマイニング報酬が半分になるイベントのことである。ビットコインは希少性を高めて価値を維持するため、2,100万BTCの発行上限を設けている。そして、ビットコインが一時期に市場に大量に出回ってビットコイン価値が暴落するのを防ぐため、市場に出回る量を制限する目的で、新規発行枚数を半分にする。これが半減期である。半減期はブロック数が210,000ごとに訪れ、だいたい4年に1回のペースである。
半減期はこれまで3回あった。現在のビットコインのマイニング報酬は6.25BTCである。次回の半減期を迎えると、マイニング報酬は3.125 BTCとなる。
過去3回の半減期後のビットコインの動き
なぜ、半減期が注目されているかというと、半減期後、ビットコインの価格が上がるからである。これまで半減期は、2012年、2016年、2020年の3回あり、ビットコインは大きく上昇した。
上のチャートは半減期後4年間のビットコインの価格推移である。どの半減期でも、基本的には同じ動きである。具体的には、最初の 1/3 の期間(12~18ヶ月)は価格が急激に上昇し、その後の 1/3 の期間は下落し、最後の 1/3 の期間はゆっくりと上昇する傾向がみられる。
そのため、半減期の後、ビットコインは上昇すると言われている。
2024~25年のビットコインの価格の予想
以下の表は過去3回のビットコインの半減期後のパフォーマンスである。
この表からもわかる通り、半減期後12~18ヶ月で最高値を記録している。なお、半減期後の上昇率(Growth)は回数を経るごとに減少している。
2020年の半減期後は、以下の3つの理由が重なり、勢いが途中で失速した。①ハイレバレッジのロングポジション多く、価格の上昇が抑えられた
②2021年夏に中国政府がビットコインのマイニングを禁止した結果、パニック売りと中国のマイニング企業の国外移転の資金調達のための大量売りが起こった
③2021年第4四半期からのFRBによる金融引き締め政策のスタートhttps://www.wikibit.jp/bitcoin-history/
なお、これらの要因で一度は大きく下がったものの、その後、エルサルバドルのビットコインの法定通貨採用などの好材料で史上最高値6万7500ドルを記録した。
https://www.wikibit.jp/bitcoin-highs-view/
そのため、一部のアナリストは、これらの3つのイベントがなければ、6万7500ドル以上になったと推測している。これまでの半減期後のビットコインの推移より、一部のアナリストは2024年4月の半減期後12~18ヶ月以内(2025年4月から2025年10月)に高値を付けると予想している。
具体的に、高値はいくらになるか?
前回は半減期時点の価格から8倍になった。しかし、上昇率は回数を重ねるごとに低下している。そのため、一部のアナリストは半減期時点の価格の4~8倍になると予想している。半減期時点の価格がいくらになるか、現時点ではわからないが、仮に3万ドルとすると、120,000ドル~240,000ドルになる可能性がある。また、ビットコインは半減期後12~18ヶ月以内に高値を付けた後、下落し、その後緩やかに上昇するため、2025年4月から2025年10月に高値を付けた後、2028年の5回目の半減期まで、大きな上昇トレンドはないとも予想している。
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