SNS機能搭載のNFTマーケットプレイス「 Coinbase NFT Beta 」がローンチ
4月20日、大手暗号通貨取引所のコインベースは、ベータ版のNFTマーケットプレイス「Coinbase NFT Beta」のローンチを発表した。
Coinbase NFT Betaは、インスタグラム(Instagram)やティックトック(Tik-Tok)のようなソーシャル・メディア・プラットフォームと似た仕組みが採用されている。ユーザーはプロフィールで個人情報を公開したり、他のアカウントのフォローやNFTに「グッド」、「バッド」、「コメント」をすることができる。
コインベースの副社長であるサンチャン・サクセナ(Sanchan Saxena)氏は、「この商品は、NFT売買機能とコミュニティの2つで構築されている。マーケットプレイス上でNFTに興味のある者同士が繋がり、やり取りができるため、非常にソーシャルなマーケットプレイスである」と述べた。
コインベースは、昨年10月にこのプロジェクトを発表した。事前登録で既に300万人のユーザーを獲得している。今後数週間でさらにコレクションとクリエイターの数を拡大し、エアドロップやミンティングなどの新機能を展開する予定である。
NFTの購入については、クレジットカードに加え、コインベースのウォレットや、セルフカストディ・ウォレットのオプションも提供予定だ。
現時点では、Coinbase NFT Betaはイーサリアム・ベースで、取引の際にイーサリアム(ETH)のガス代がかかるが、取引手数料はかからない。今後、複数のチェーンでのNFTをサポートし、最終的には一桁台の低い取引手数料を実現するとしている。
現在世界最大のイーサリアム・ベースNFTのマーケットプレイスは、100万人以上のユーザーを抱えるオープンシー(Opensea)である。
ここ数カ月で主要な暗号通貨取引所はNFTマーケットプレイスへの参入を相次いで発表している。
2021年10月、暗号通貨取引所のFTXはソラナ(Solana:SOL)ベースのNFTマーケットプレイスをローンチした。
2022年1月にローンチしたマーケットプレイスのLooksRareが急成長を見せているが、ウォッシュトレード(Wash Trade:仮想売買)の疑いで、出来高が水増しされている可能性もある。
NFTマーケットプレイスはブロックチェーン業界から注目されており、今後は大手企業の参入も期待できる。こうした取引所のシェア争いは、より一段と激しさを増すだろう。
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