暗号通貨取引所AAXが出金停止 外国オフィスが襲撃を受け
ナイジェリアのニュースメディアであるレジット(Legit)の12月3日の報道によると、暗号通貨取引所アトム・アセット・エクスチェンジ(Atom Asset Exchange:AAX)のナイジェリアのラゴスオフィスがユーザーの襲撃を受け、従業員に負傷者が出た(詳細)。
AAXとは
AAXは2018年に設立され、本拠地は香港にある。ロンドン証券取引状グループ(LSEG)の技術を採用しており、 USDTを預けるだけで利息を得られる預金サービスが人気を博していた。
WikiBitのデータでは、5.47のスコアで評価する。シンガポール金融庁(MAS)の営業ライセンスを保有。
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出金不可から暴力事件に
11月12日、AAXは障害の発生を理由に、ユーザーを保護する目的で、システムのアップグレードため、取引を一時停止すると発表した。
さらに、「ユーザーを保護するため、システムのアップデートを実施します。7~10日以内に通常業務を再開できるよう、最善を尽くします。また、専用の出金リクエストフォームを用意し、出金・解約、その他手続きを受け付けます。従業員が手作業で対応するため、出金は通常よりも時間がかかることが予想されます」と記載した。
しかし翌日、AAXの公式サイトに、「一部のシード投資家が資金の引き出しを申し出たため、資金不足のリスクから追加資本の調達が必要になりました。できない場合、破産申請を開始します」と発表した。
ナイジェリアの地元メディアによると、AAXのナイジェリアのユーザーは出金停止を解除するよう要求した。ユーザーはナイジェリアブロックチェーン技術協会(下記「SIBAN」)に嘆願状を提出し、その後、 AAXのラゴスオフィスを襲撃し、従業員に危害を加えた。
SIBANはナイジェリアの従業員と連絡が取れないことを AAXの香港本社に報告した。
SIBANはAAXと創設者にユーザーに対する義務を果たすよう促し、信頼回復に向けてAAXとナイジェリアの従業員が取るべきアクションを提案した。AAXは11月18日、「多くの新しい展開があり、大量の質問に回答するのに多くの時間を要する」とコメントし、その後、新たな動きを見せていない。
AAXは事実上閉鎖となり、業務は再開されないかもしれないという憶測が飛び交っている。
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