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NFTレンディングの新風!高級腕時計のDeFiローン登場

現在、高級腕時計が高騰している。そのため、投資としての高級腕時計を購入する人も増えている。そんな投資としても注目集めている高級腕時計を担保に暗号通貨を借りられるDeFi(分散型金融)ローンが話題となっている。
 
高級腕時計のDeFiローンをローンチしたのは、NFTレンディングプロトコルArcade.xyzと物理資産をトークン化して(NFTNon-Fungible Token、非代替性トークン)を発行するWeb3プロトコル4Kである。NFTを担保にして仮想通貨の貸し借りができるプラットフォームをNFTfiという。
 
高級腕時計のDeFiローンの仕組みは、こうである。借入人はロレックス(Rolex)やパテック・フィリップ(Patek Philippe)などの高級腕時計を4Kに送る。4Kはその高級腕時計をトークン化してNFTを発行し、ローン希望者はNFTを受け取る。借入人はNFTをArcadeに出品して、一番良いローンオファーを選び、マッチングが成立すると、NFTがArcadeのエスクローウォレットに送られる。そして、返済期日までに返済すればNFTは借入人の手に戻り、返済されなければNFTは貸付人の手に渡る。なお、このやり取りは借入人・貸付人双方がお互いの身分を明かさずに取引できる。
 
ここ数週間で、既に数本の高級腕時計を担保に貸し付けが行われた。例えば、ロレックスのデイトナはAPR(年利)15%で融資額20,000ドル、ロレックスのGMTマスターIIはAPR12%で融資額14,500ドル、ロレックスのエクスプローラーはAPR12%で融資額20,000ドル、パテック・フィリップはAPR12%で融資額35,000ドル、ローン期間は56日から90日という条件であった。Arcadeではこれまでに25億ドルの融資が行われている。
 
Arcade.xyz創設者兼CEOゲイブ・フランク(Gabe Frank)氏は、暗号通貨メディアのディクリプト(Decrypt)の取材に対し、「借り手はパーミッションレスのP2P(ピアツーピア)インフラ上でグローバル流動性を利用でき、おそらく質屋よりもはるかに良い金利で借りられる」、「オンチェーンでの現物活用はまだ始まったばかりだが、その可能性が大きいことは明らかだ」と語った。
 
フランク氏によると、Arcadeは既にトークン化された不動産、負債ポジション、NFTクリエイターgmoneyがローンチした9dccシャツなどのコンセプトローンを完了しているという。
 
高級品を担保にしたNFTレンディングはレンディング業界に新風を巻き起こしており、今後、急成長が見込まれる。
 
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