総長特別インタビュー
橙子猫3周年を記念して、
特別に早稲田大学の田中愛治総長に
独占インタビューにご協力いただきました!
当店オリジナルのブレンドである
ライブラリーブレンドの魅力や、
当店 橙子猫への思い、
そして総長ご自身のコーヒーの思い出を
語ってくださいました。
貴重な田中愛治総長のインタビュー全文、
ぜひお楽しみください!
橙子猫: ご来店されるお客様の中に、
「総長がライブラリーブレンドを
おすすめしていたから飲んでみたい」
という方がよくいらっしゃるのですが、
そのことは本当でしょうか?
田中総長:はい。本当です。
国際文学館の開館1周年の際に、
村上春樹さんご夫妻、柳井正さん、
隈研吾さんもいらしたことがありました。
橙子猫で学生さんが淹れたてのコーヒー
(ライブラリーブレンド)を
運んでくれました。
僕は、2009年~2018年までInternational
Political Science Association の理事を務め、
そのうち2014年~2016年は
会長(president)を務めたので、
ヨーロッパの各地で会議があり、
スペイン、イタリア、フランスで
コーヒーをいただくことが何度もありました。
その中でも、
スペインとイタリアで飲んだコーヒーが
凄く美味しかったことをよく覚えています。
それとほぼ同じ味わいを、
オレンジキャットのコーヒー
(ライブラリーブレンド)から感じ、
感激したのです。
橙子猫: 学内のカフェ経営を
学生にさせようと思った理由は
ありますでしょうか?
総長: 実は、
学生に経営させてあげるべきだと主張したのは
村上春樹さんご夫妻です。
お二人は、
学生時代からコーヒーショップをやったり、
ジャズ喫茶を経営したりしながら、
生活の糧を得ていました。
苦労して小説家になった経験から、
早稲田の学生にカフェの経営を
してもらいたかったのだと思います。
私の推測ですが、
「自分達の青春時代の苦労があったから
今日の成功があったのだ」ということを
若い人に知ってもらいたかったのでは
ないでしょうか。
橙子猫: 橙子猫のライブラリーブレンドの
味わいはいかがでしょうか?
総長: とても深みがあって、コクがあり、
それでいて酸味を感じませんでした。
僕は酸味のあるコーヒーは好きではありません。
アメリカに10年半も留学していた頃に
毎日飲んでいたアメリカン・コーヒーも、
それほど好きではありませんでした。
ヨーロッパのスペインやイタリアのコーヒーは
深みとコクがあって
美味しいと思っていたのですが、
オレンジキャットのコーヒーは
深みとコクがスペインとイタリアのコーヒーの
ような感じがしました。
橙子猫: 橙子猫にお気に入りのメニューがあれば、
教えてください。
総長: すいません、僕は時間が無く、
というか時間がないだけでなく、
僕の一日のスケジュールは秘書に管理されており、
何時何分にどこに行かなくてはいけないと
なっているのです。
たとえ国際文学館に行っても
オレンジキャットでコーヒーを注文する暇もなく、
次の場所に移動することになるので、
オレンジキャットのメニューを見て、
選んだこともないのです。
一度だけ、いただいたコーヒーが
凄く美味しかったという記憶しかないのです。
橙子猫: 橙子猫で働く学生に対して
メッセージをお願いいたします。
総長: 学生だけで経営していくのは苦労もあるし、
色々と大変な面もあるかと思いますが、
若い時の苦労は、社会に出て仕事をしていく中で
報われると思いますので、頑張ってください。
橙子猫: よろしければ、
是非お渡しさせていただいた
ライブラリーブレンドをお楽しみください。
おすすめの飲み方は、
粗挽きした豆でのハンドドリップです!
総長: 確かに、ハンドドリップで入れるコーヒーは
美味しいですね。
僕も総長になる前は、
食後に自宅でハンドドリップでコーヒーを
淹れるのが僕の役割でした。
当時は大学生だった息子が
「お父さんの淹れるコーヒーが一番おいしい」と
言ってくれた時を思い出します。
田中総長、ありがとうございました。
貴重なお話を聞くことができ、
また当店のライブラリーブレンドを
お楽しみいただけて
大変感激しております。
橙子猫スタッフへのメッセージも、
ありがとうございます。
現在、ライブラリーブレンドは
橙子猫店頭 または、期間限定で
ライブラリーブレンドを製造してくださっている
コーヒー専門店 堀口珈琲各店舗、
ECサイトでも販売しております。
詳しくは以下のリンクをご確認ください。
総長も絶賛の橙子猫のライブラリーブレンドを、
この機会にぜひ当店でお楽しみください。