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オンライン英会話を1年続けてみて

オンライン英会話を毎日継続1年間(365回)を達成しました。1年続けてみて感じたことをシェアできたらと思います。

始めたきっかけ

ちょうど1年前の2020年3月、有給休暇を取得して海外ボランティアにでも行こうと思っていた矢先、コロナの影響で海外渡航を断念せざるを得なくなりました。ぽっかりと予定が空いたなかで、ふと前々から興味があったことを思い返して、やろうと思い立ったのがオンライン英会話でした。

各社サービスの検討

ネットでいろいろ調べてみて、オンライン英会話を比較してみました。今、現在ネットで検索するといろいろサービスが増えつつあるみたいですが、当時いろいろと比較して最終的に決めたのがレアジョブ英会話でした。

特に重視したのが、長く続けるなら料金が安いやつがいいという点です。講師は非ネイティブのフィリピン人ということでしたが、ネットで調べてたところ、フィリピン人の英語はアメリカ英語に近く、フィリピンのセブ島は語学留学でも人気が高いとのこと。当時、体験レッスンから1週間以内に3ヵ月同一プランを継続するという条件で費用が半額になるキャンペーンも魅力でした。多くの人が最初に選択するであろう「日常英会話コース」では、1日25分レッスンを受けることができ日割りすると約200円となります。

レアジョブ体験レッスン

無料の会員登録したら英語のスキル(TOEICの得点等)を入力します。体験レッスンは2回まで受けることができ、専用ページやアプリで希望時間と担当講師を選択してレッスンを予約します。レッスン開始の数分前に専用のレッスンページに入室し、講師がインするのを待ちます。

1回のレッスンは体験・通常ともに25分です。レッスンが開始したら、最初に簡単な質疑応答があって、その受け答えと自己申告のTOEICスコアから適切な教材レベルを講師がその場で決めてくれました。

レッスン後半ではその教材を用いた模擬授業を行ってくれます。その授業を受けながら、難しいかあるいは易しいかの感想を聞かれました。

これ以降のレッスンもそうですが、大部分の講師は基本英語しか話せません。困ってしまった場合には、間違ってもいいので英語で何とか意思疎通を図りましょう。

日本人スタッフとのカウンセリング

体験レッスン後に日本人と日本語でカウンセリングを行いました。英語を学ぶ目的や現在のレベルをもとに数ある教材の中からおすすめ教材を選んでくれます。なお、月々で追加料金を払うことでいつでもカウンセリングできるサービスもありました(自分は選んでません)。英語に自信がない人やどんな教材を選んだらいいか迷う人は選んでもいいかなと思います。ちなみに自分は、「日常英会話」と「Daily news article」を勧められました。

注) コロナの状況がひどくなったあたりから、カウンセリングサービスを停止するという話がありました。現在は行われてない可能性もあります。

その後は1日1回分のレッスンを予約できるようになります。予約したレッスン開始時刻以降、次回分のレッスン予約を1回入れることができます。その日のうちであれば、予約30分前まで何度でもキャンセル(時刻変更)可能です。予約はレッスン開始時刻5分前まで受け付けてくれます。

使用する教材

僕が主に使用してきたのは、「日常英会話」と「Daily news article」です。途中(キャンペーンの3ヵ月を過ぎた後)から料金プランを変更し「実践ビジネス英会話」と「Daily news article」を使用していました。また1回だけ発音強化のレッスン(LとRサウンドの違い)も受けました。

日常英会話コース:旅行や日常生活で使用するややカジュアルな英語を学びます。自分がおすすめされ設定したレベル8では、各国のエチケットやジェスチャーなどを題材に、その日のキーフレーズや単語を織り交ぜながらロールプレイングをするというタスクが印象的でした。

実践ビジネス英会話コース:選抜講師とともにwritingも含めたよりビジネスに使える題材を学びます。レベル9では毎回設定されたシチュエーション(面接を受ける、従業員を雇う、提案書を書く)などに合わせた表現を学びます。また実践しているレベル10ではさらにレベルが上がり(レアジョブの中で一番レベルが高い?)、企業のSWOT分析や予算獲得の交渉などより高難易度な題材を扱います。

発音トレーニング:アジア人の多くが苦手とする「L」と「R」の発音の違いを理解するレッスンも受けました。ほかにも発音しづらい音のレッスンが複数用意されています。

Daily news article:その日のニュース記事が毎日1本アップされるため、それの音読・理解確認の質問・要約・ディスカッションを行います。曜日によって取り上げるジャンル(technology や human interest など)が異なります。ちなみにですが、記事そのものは非会員でも見れちゃいます。

上記以外にも、たくさんの教材があります。1年続けている中でも教材が増え続けているので、まだまだ充実していくのではないかと思います。

選択できるプラン

「日常英会話コース」と「ビジネス英会話コース」の違いは、①「実践ビジネス英会話」の教材を使用できるかどうか、と②(ビジネス英会話教材を教えられる)選抜された講師かです。ビジネス英会話を教えられる選抜講師は、レアジョブ登録講師のなかで上位1割程度だということです。実際、入れ替わりもある程度あるみたいで、前回と同一講師にビジネス教材でのレッスンをお願いしたときに、教材へのアクセス権がなくなっちゃってごめんと謝られたことがあります。その分、選抜講師の方がレベルや講師のモチベーションのばらつきが小さく安定してレッスンができる気がします。それ以外の教材は基本的に講師やプラン関係なくレッスンを依頼することができます。ほかにも、小中学生向けのプランなどいろいろあるみたいですね。

実際にレッスンを続けてみて

最初は聞き取れなかったり(本当に電波の回線が悪いこともある)、言いたい事を伝えきれなかったりして決まづくなることが多かったです。また「filler(日本語で言うところのあーとか、えーっととかに該当)が多い」とレッスン中に何度も指摘されて、あまりに何度も指摘するのでそのレッスン中に何も発言する気さえ起らず、ただ黙りこくったこともありました(笑)。

それに比べると、1年間継続してきたおかげか(あるいは途中から選抜講師に切り替えたおかげか)、今はかなり自分の意見を言えるようになってきました。たくさんの英語の文章を読む場合もあまり苦にならなくなりました。やはり毎日、できれば決まった時間にルーティンとしてやり続けることが大事な気がします。

レッスンを継続して続けていると、英文を読みながらも「次はこんなことを聞かれるだろう」とか、「ロジカルに相手に説明するにはこのポイントが重要だな」など、コミュニケーション上のポイントやコツがわかるようになってきます。これくらい余裕が出てくると相手の質問により的確に答えられるようになっていく気がします。そういう意味では、様々なジャンルの記事を読んで「Why?」と「Plesase explain.」を毎回問われる「Daily news article」はロジカル思考を鍛えるうえで非常にいい教材だと思います。

僕は最近、専ら女性にレッスンをお願いする場合が多いのですが、講師によっていろいろ傾向が違うので面白いです。発音が少し訛っている人(タイ英語に近い?)とか、早口で一気に話す人もいます。淡々とレッスンを進める人もいれば、「私占いとか好きなんだよねー」とかすぐ脱線(僕はそういうのもむしろ面白いので別にいいと思ってます)する人もいます。全般的に気候柄か、明るく元気のいい人が多い気がします。講師のバックグランドも大学生から、普段は英語教師、銀行員やコールセンタースタッフなど多種多様です。

普段の業務への影響

外人と英語でミーティングする機会が不定期にあります。以前はうまく聞き取れずに話し返せなかったのですが、最近はオンライン英会話の成果を発揮して容易に意思疎通できるようになりました。海外出向帰りの先輩からも英語上達したねって褒められてうれしかったです。

おまけ

フィリピンと日本の時差は1時間です(日本の方が早い)。レアジョブ英会話は日本時間の6:00~24:30までから選ぶことができます。一時期、朝30分英語を話してから出社することをルーティンにしてましたが、どの講師を選んでもニワトリがものすごい勢いで叫んでました。有名なフィリピン英語あるあるみたいですね。

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