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ウィッグ(カツラ)がバレる原因のまとめ/バレないウィッグ(カツラ)に必要なこと

こんにちは。男性用オーダーメイドかつら・ウィッグ専門店のアートリイドnote担当です。
今回は、ウィッグ(カツラ)がバレる原因をまとめてみました。現在ご使用の方や今後購入を考えている方のお役に立てればと思います。


ウィッグ(カツラ)がバレる原因とは

普段の生活の中で、ウィッグ(カツラ)がバレる主な原因をいくつか挙げてみました。


・毛に艶がありすぎる

人工毛100%だと人間の髪の毛には無い独特な艶とテカリでウィッグ(カツラ)とバレてしまう可能性があるでしょう。

やはり、人工毛と人毛のミックスか、人毛100%の方が見た目が自然です。

ただし、若い女性の髪型チェンジやカラーを楽しむ目的での人工毛100%のウィッグは良いと思います。

それは、多くの人が共通して持っている、若い女性の髪の毛には艶があるというイメージが、それほど違和感を感じさせないのだと思います。


・毛色が合ってない

ウィッグ(カツラ)が人毛の場合は、使用しているとシャンプーや日焼け等の影響で徐々に色が褪せて明るくなることがあります。

それは、ウィッグ(カツラ)に植える人毛は、一度髪をブリーチで色を抜いてから指定の色に染めているからで、自毛のヘアカラーが時間の経過と共に色が明るくなるのと同じです。

人毛ウィッグ(カツラ)は染め直しが可能ですので、購入店に相談してみてください。


・白髪の割合が合ってない

ウィッグ(カツラ)を買った時は白髪の割合が合っていても、使用しているうちに自毛の方の白髪が増えて、ウィッグ(カツラ)と合わなくなる場合があります。

定期的にメーカーのサロンへ通っていない方は、時々鏡で後ろを見て自毛とウィッグ(カツラ)の白髪の割合が合っているかを確認した方が良いでしょう。

白髪の増毛は可能ですので、購入店に相談してみてください。


・毛量が年齢相応じゃない

若い方はともかく、中高年の方で毛量が多いウィッグ(カツラ)は、やはり人目を引くでしょう。

特に、お顔に近い部分の毛量が多いウィッグ(カツラ)は、なおさら不自然な感じがします。

高齢者男性の場合、ウィッグ(カツラ)の毛量は少ないぐらいがとても自然な仕上がりになります。

「毛量が多すぎる」はウィッグ(カツラ)がバレやすい理由の常に上位にあるので、オーダーメイドの場合、毛量の選択には十分気をつけなければいけないと私共も思っています。


・薄毛部分を隠せていない

部分ウィッグ(カツラ)を買った時より薄毛の範囲が広がると、このようなことが起きます。

サイズが合わなくなり薄毛の部分を隠せてない場合は、後ろから人に見られた時にバレてしまう可能性は高いです。

もしかしたら、ウィッグ(カツラ)を前に着け過ぎてる可能性もあるので、装着位置をチェックした方が良いと思います。

このような事を防ぐためにも、鏡で真上からや後ろ側も見た方が良いでしょう。


・ウィッグと自毛の境目に段差

部分ウィッグ(カツラ)の場合、自毛が伸び過ぎると、自毛とウィッグ(カツラ)の境目に段差ができて上手く馴染まなくなります。

これではウィッグ(カツラ)だとバレてしまうので、直ぐにカット調整をしてください。

ウィッグ(カツラ)の毛は伸びませんが、自毛は1ヶ月に約1cm伸びるので、定期的なカットと装着後の合わせ鏡でのチェックをお忘れなく。


・生え際がキレイすぎる

ウィッグ(カツラ)の生え際の毛の並びがあまりにもキレイすぎるのは、やはりウィッグ(カツラ)に見えてしまうでしょう。

人間の生え際は、そんなにキレイに規則正しく生えていないので、キレイに生えてるウィッグ(カツラ)は不自然と言えるでしょう。

生え際用のウィッグ(カツラ)は通販で簡単に手に入るので、生え際を見せる髪型にしようとしている場合は、購入前に画像を確認した方が良いと思います。


・頭が大きく見える

全頭ウィッグ(カツラ)の場合、サイズが大きかったり中の自毛が上手くまとめられていないと、頭が大きく見えてウィッグ(カツラ)とわかってしまう可能性があります。

サイズが大きいと外れやすくもなるので、アジャスター付きのもの、適切なサイズのものを使用された方が良いでしょう。

髪の毛をウィッグネットでまとめる際、偏りがなく均一にまとめるようにすると、頭が大きく見えるのを防げると思います。


・地肌が少ししか見えない

主に既製品のウィッグに見られることですが、ツムジや分け目に毛が密集し過ぎて、地肌部分がほんの少ししか見えないのは、やはりウィッグ(カツラ)に見えてしまいます。

自毛の量が多い方でも、毛と毛の間から結構地肌が見えているもので、少ししか地肌の色が見えないのは不自然です。

バレるのが嫌だという方は、その辺の事を考えて慎重にウィッグを選んだ方が良いと思います。


・装着位置がズレてる

ウィッグ(カツラ)がいくら自然でも、ズレたり向きを間違えて装着しては全てが台無しです。

お客様がご自身で着け外しする場合は、もちろんお客様自身が気を付けなければいけませんが、ウィッグ(カツラ)を初めて装着した時に、技術担当者が着け方を丁寧に時間をかけてアドバイスすることも重要だと思います。

ウィッグ(カツラ)の形やヘアスタイルによっては、どちらが前なのか分かりにくい場合もあるので、売る側も気をつけなければいけないと思います。


・ボリューム感が自毛と違う

これは、小さめの女性用部分ウィッグに見れることですが、ウィッグがとてもフワッとしているのに対して自毛がストンとしていて、いかにも何かが乗っているように見える方がいらっしゃいます。

これでは直ぐにウィッグだとわかってしまうのではないでしょうか。

フワッとしたウィッグをお使いになる場合は、自毛の方もある程度フワッとさせないと自然な見た目にはなりません。

もし、メーカーのサロンへ通っている場合は、技術担当者に相談することをお勧めします。


ウィッグ(カツラ)とバレないために

ウィッグ(カツラ)とバレる原因をいくつか挙げてみましたが、結局バレないためは何をどうすれば良いのでしょうか。
定期的にメーカーのサロンで施術を受けている方は、行く度に技術担当者がウィッグ(カツラ)を確認しているはずなので、不具合があればそれを指摘してくれるはずです。
普段、メーカーのサロンへ行っていない方は、着けた後に合わせ鏡で頭全体を確認するということを忘れずにやっていただきたいです。
これをやるかやらないかでは大きな違いがあります。
メーカーのサロンで施術を受けていない方は、ウィッグ(カツラ)のメンテナンスが遅れがちになることがあるので、ご自身での確認を是非やってください。
ウィッグ(カツラ)を上手に着用する「コツ」を掴んで、快適なウィッグ(カツラ)生活が送れることを願っています。

以上「ウィッグ(カツラ)がバレる原因のまとめ/バレないウィッグ(カツラ)に必要なこと」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。