マルタ旅行4日目〜ゴゾ島
チェルケウア(Cirkewwa)のフェリー乗り場
チェルケウアにあるゴゾ島行きフェリー乗り場へ向かうため、朝8時頃にセントジュリアンズのRossバス停から222番のバスに乗りました。
バスの窓から見えるセントポールズ湾などの海の風景を楽しみました。
このフェリー乗り場行きのバスは途中で満員になりました。
まだ乗客が詰めれば2〜3人は乗れそうでしたが、運転手は容赦なくそれ以上の乗車を拒否しました。
乗れなかった人達は「そりゃないだろ!」というジェスチャーをしていました。
朝9時頃にフェリー乗り場に着くと、ターミナルを通ってフェリーまで歩きました。
ゴゾ島行きのフェリーは無料なのでチケットを買う必要がないのです。
海の景色を楽しむため屋外席に座りました。
出航したことに気がつかないほどあっという間にゴゾ島に着きました。
疲れていたのか、なかなか出航しないな??と思っていたら既にゴゾ島に着いていたのです。
ゴゾ島フェリー乗り場のターミナルを出て、右方向にずっと歩くと観光バスに乗りました。
この観光バスはゴゾ島の観光スポットをぐるぐる巡回していて、好きなスポットで降りて、巡回してきたタイミングで好きなときにまた乗ることができます。
この観光バスも「Get your Guide」というアプリで予約できます。
値段は1人20ユーロほど。
観光バスには2種類あって、私達は「シティサイトシーイング マルタ」というバス会社が運営している赤い観光バスに乗りました。
グリーンの観光バスは「マルタ サイトシーイング」という別のバス会社が運営していて、赤いバスとルートが違います。
どこへ行きたいか、どこを優先的に観たいかによってバスを選ぶと良いと思います。
バスはフェリー乗り場から45分置きに出ています。
フェリー乗り場でバスの時刻表と地図が載っているパンフレットがもらえます。
バス内にはイヤホンがあり、各スポットの解説を聴きながら巡ることができます。日本語にも対応しています。
バス内はエアコンが効いていなくてとても暑かったので、携帯扇風機を持っていくなどの暑さ対策が必要です。(特に発車前のバス内はサウナ風呂のように暑い)
運転手さんがペットボトルのミネラルウォーターを1ユーロで売っているで水分補給はできます。
ゼウキジャ(Xewkija)
ゼウキジャではSAVINAというお店でドライトマトと蜂蜜を買いました。
マルタで食べるドライトマトはすごく美味しいです。
バスの停車時間が10分だったので、迷わず買いました。
ヴィクトリア(Victoria)
ゼウキジャの次はヴィクトリアで下車。
バスから降りると猫が寝ていました。
マルタは人よりも猫が多いとガイドブックに書いてありましたが、今回のマルタ旅行で猫を見たのはこの1匹だけでした。
近づいても逃げようとせず、頭を軽く撫でました。
ヴィクトリアにはお土産屋やカフェなどがあり賑わっていて、歩いているだけで楽しい街でした。
私達はヴィクトリアで買い物したり、カフェでお茶をして90分ほど過ごしました。
真昼間でしたが、チーズをクッキー生地で包んで焼いたアッサータを食べながら赤ワインを飲みました。
マルタ産の赤ワインは非常にフルーティーで芳醇で美味しいです。
ヴィクトリアには丘の上にチタデルという要塞都市がありますが、猛暑で行くのを諦めました。
ドゥエイラ(Dwejra)
次はドゥエイラで下車。
ここは海岸線のスポットでブルーホールがあります。
水深18mほどの小さなブルーホールですが、ここで泳ぎたくて楽しみにしていた場所です。
ブルーホールの場所が分かりにくく、他の観光客に聞きながら険しい岩の上を歩いて行きました。
岩が険しく、誤って足を滑らせたら大怪我しそうでした。
なんとかブルーホールの近くまで行けましたが、思っていたよりも泳いでいる人が多かったのと、とにかく猛暑がきつくて裸になりたくなかったので泳ぐのを諦めました。
そこで岩の上からブルーホール全体を見ようと思い移動しました。
その移動がまた険しくて、怪我しそうで怖かったです。
しかし苦労して岩を登ったときに見たブルーホールは美しく感動しました。
ガイドブックにもこのアングルからのブルーホールが載っていたので、恐らく同じ場所から撮ったのだと思います。
岩場には塩があって、舐めてみたらあまりしょっぱくありませんでした。
苦労して登った岩場でしたが、バス乗り場の近くにある教会の左横を通れば、簡単にブルーホールを一望できるスポットへ行けることが後で分かりました。
私達は「神様、もっと早く教えてくれよ笑」と言いながら笑いました。
シュレンディ(Xlendi)
次はシュレンディで下車。
美味しい魚介料理のレストランが並ぶスポットらしく、ランチしようと下車しましたが、私達はお腹が空かず写真だけ撮って次のスポットへ向かいました。
マルサルフォルン(Marsalforn)
次はマルサルフォルンという海岸線のリゾート地で下車。
ここに来る頃には私達はお腹が空いていて、海辺のレストランで食事することにしました。
このレストランの眺めがまるで絵の世界にいるようでした。
絵を観て「こんなところが現実にあったら行ってみたいな」と思うようなところが現実にあったという感覚でした。
レストランでシーフードの盛り合わせを食べました。
これがトマトソースとガーリックが効いて美味しかったです。
特にシーバスが美味しくて、骨だけを残して綺麗に食べました。
レストランから見える海で人々が気持ちよさそうに泳いでいました。
私も泳ぎたかったのですが、暑くて断念。
しばらくこのレストランでぼーっと美しい景色を眺めていました。
再びバレッタへ
マルサルフォルンを観光したあとは、フェリーでバレッタに戻り少し散策。
日が暮れてからスリーマからバレッタの夜景を眺めようと思いましたが、なかなか暗くならずに諦めました。(夏のマルタは夜8時頃まで明るい)